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有翼女神伝説の謎 蝦夷地に眠る古代シュメルの遺宝

荒巻義雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909812278
ISBN 10 : 490981227X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan

Content Description

日本敗戦後、占領下の昭和24年の北海道、小樽湊…。アメリカの犯罪雑誌の翻訳で糊口を凌ぐ私立探偵・山門武史は、謎の女性・申女卯女子と出会い、いつしか、わが国建国以前の謎に巻き込まれていく…。日本神代史に秘められたシュメル・タミル人、渡来の謎!蝦夷地と古代シュメルをつなぐ謎の線刻女神像を巡る、壮大な超古代史伝奇ロマン!日本SF界の第一世代の代表的作家・荒巻義雄、満86歳の書き下ろし長編!伝奇ロマン復活第一弾!

目次 : 第1部 シュメル金庫の秘密(山門探偵事務所/ 冷凍倉庫の死/ 小樽湊高商の教官/ 父親の遺書の謎/ 事件の背景)/ 第2部 シュメルの遺宝(非時香菓の島の夢/ シュメル研究会/ 『原古事記』の真相/ 倭人伝と馬/ 有翼女神伝説 ほか)

【著者紹介】
荒巻義雄原作 : 1933年、小樽市生まれ。早稲田大学で心理学、北海学園大学で土木・建築学を修める。日本SFの第一世代の主力作家の一人。1970年、SF評論『術の小説論』、SF短編『大いなる正午』で「SFマガジン」(早川書房)デビュー。以来、執筆活動に入り現在に至る。単行本著作数180冊以上(文庫含まず)。1990年代の『紺碧の艦隊』(徳間書店)『旭日の艦隊』(中央公論新社)で、シミュレーション小説の創始者と見なされている。1972年、第3回星雲賞(短編部門)を『白壁の文字は夕陽に映える』で受賞。2012年、詩集『骸骨半島』で第46回北海道新聞社文学賞(詩部門)。2013年度札幌芸術賞受賞。2019年、北海道文学館俳句賞・井手都子記念賞。現在も生涯現役をモットーに、作家活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 臓物ちゃん

    「紀元前に北海道へ渡来した古代シュメール人が遺した伝説の財宝」というゴールデンカムイもびっくりな埋蔵金を追って私立探偵が昭和二十四年の小樽を駆け巡る、御年八十六歳の御大による超伝奇戦後サスペンス第一弾。超マイナーな出版社からの刊行だがなかなかいいぞォ〜!小樽では常識だというオタク大好き『日本シュメール同祖論』がテーマだし、鯨肉のカレーなど出てくる飯がことごとく美味そうなのも高評価。本書では埋蔵金を巡る歴史が明らかになっただけで終了、〈霊魂再来補完機関〉という謎の世界観も登場しまだまだ続きそうな一冊。

  • かやは

    荒巻先生86歳の書き下ろし!(しかも「伝奇ロマン復活第1弾!」) 前半は伝奇ミステリ、後半は超古代史講義の趣。古代日本とシュメルが繋がります。……「古事記」はあくまで伝聞情報を「取捨選択」したのであって時の政権の都合のいいように書き換えたわけではー(棒)

  • izumone

    途中からストーリーが薄れてきて,大学の講義みたいな会話の連続になってくるところは,空白シリーズやキンメリヤシリーズの後期のような趣きで,懐かしかった。

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