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もっと知りたいターナー 生涯と作品

荒川裕子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784808710941
ISBN 10 : 4808710943
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 序章 早熟の風景画家 1775‐1789(0〜14歳)/ 第1章 ロイヤル・アカデミーにて 1790‐1801(15〜26歳)/ 第2章 オールド・マスターの超克 1802‐1818(27〜43歳)/ 第3章 イタリアの光に導かれて 1819‐1839(44〜64歳)/ 第4章 色彩のシンボリズム 1840‐1851(65〜76歳)/ 終章 ターナーのレガシー

【著者紹介】
荒川裕子 : 神奈川県藤沢市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。法政大学キャリアデザイン学部教授。専門はロマン主義からヴィクトリア朝までを中心とするイギリス美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ

    イギリスを代表する画家。今から200年ほど前に同時代の出来事を描いていて、歴史画としても見ることができる。ナポレオンと同時代に生きたターナーは、トラファルガーの戦いを1806年に描いた。イギリス国民に愛されているナショナル・ギャラリー展示の「戦艦テレメール号」は1838年に描いた。テート美術館の戦争、流刑者と岩傘貝1842年に至るまでナポレオンをテーマのひとつであった。夏目漱石は晩年のターナーの絵画の色彩を「彼が描きし海は燦然として絵の具箱を覆したる海の如し」と評している。モネにも影響を与えたまさに巨匠。

  • booklight

    最初はフランスなど伝統画に追い付け追い越せ。ロイヤル・アカデミーの正会員に選ばれる。イギリスで40名の名誉。拡張高い歴史画を描いていくが、次第とパトロンが貴族や王族から商売で成功した実業家に変わっていく中で、絵のテーマも変わっていく、みたい生臭い話と、歴史画から自由になって、光と色彩が主なモチーフになっていき、印象派や抽象画が見えてくるような変遷も絵で確認できる。抽象画のような絵への批判や、批評家のラスキンの擁護などの関係も面白い。油彩100点と水彩、素描1万9千点を国に寄贈って、そんなに描いていたんだ。

  • どぶねずみ

    イギリス出身の画家、ウィリアム・ターナー。『マンガで学ぶ西洋絵画』を読んで、自分の好みかもしれない画家を選んでみた。自分が人物画より風景画を好むし、穏やかで懐かしさすら感じるような絵は大変好物だ。意外に感じたことは、今年は何かにつけてナポレオンが私の脳裏に付随してくること。舞台にせよ絵画にせよ、18世紀後半の作品に触れるとフランス革命を意識する。このターナーもイギリス出身ではあるが、ナポレオン戦争後に欧州に旅をして書いているようだ。私がSOMPO美術館で開催する西洋絵画の風景画を観に行くのは必須である。

  • itokake

    ターナー展に向けての予習。黄色がきれいな画家だが、あまりに黄色を多用すると風刺画まで書かれていた。展覧会の会場で、自分の作品を際立たせるために最後の仕上げを現場で行うパフォーマンスなど、商業的にも才覚を発揮した人だったと知った。高校生の頃、本屋で立ち読みした美術書に載っていた「チャイルド・ハロルドの巡礼」を見てターナーと言う名前を覚えた。wikiを見ると「黄色が好きで緑が嫌い」だったとある。ターナーの描く緑の木に惚れたのに。

  • 遠い日

    古風で繊細、漠然と好きな画家でしたが、もっと作品を見て見たいという気持ちで手にしました。画風の変遷が興味深く、美を何に求め、表現したかよくわかる。画家の業とでもいうべき、古典への挑戦と凌駕。描くことの苦悩はどんな画家も身を削るように痛々しい。

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