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結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル 携書156

荒川和久

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799317983
ISBN 10 : 4799317989
Format
Books
Release Date
November/2015
Japan

Content Description

単身世帯率4割、
5人に1人の男性が、生涯未婚で終わる時代に。
「結婚できない」のではなく、「結婚しない」彼らの日常が明らかに!

男性の生涯未婚率は近年増え続け、いつの間にか、独身男性はもはや少数派では片づけられないボリュームにまで成長した。
人数ボリュームが拡大するということは、そこに消費のポテンシャルも生まれてくる。
にもかかわらず、「消費は女性が動かす」と言われて相手にされなかった彼ら独身男性。

今までベールに包まれていた、そんな「結婚しない」独身一人暮らし男性(「ソロ活動系男子」、略して「ソロ男」[そろだん])に着目した。
本書は、彼らの生活意識や価値観・性格・消費行動などの定量・定性調査をふまえ、
新たなマーケティング活動のヒントが得られないか、をまとめたものである。

<「ソロ男」はこういう価値観を持っている>
●「結婚できない」ではなく「結婚しない」
●「一人で自由に過ごす時間」が大切
●自分のためにお金を使いたい
●平均年収は300万円台が最多
●他人をほめないくせに、自分はほめられたい
●誰かと遊びたがるくせに、一人になりたがる
●毎日買い物。お店が冷蔵庫
●値引き・限定商品に弱い
●ドケチな浪費家
●「モテたい」より、「負けたくない」

<スペシャルインタビュー掲載>
・1男性学の視点から「『男とはこうあるべき』というイメージ支配からの解放が必要」武蔵大学・田中俊之さん
・2男性誌の視点から「男の買い物は、本質的なモノを吟味する時代。心を豊かにする消費へ。大切なのは物語」宝島社『MonoMax』●柚木昌久編集長
・3ソロ男の視点から「僕、ガチ・ソロ男です(笑)」株式会社せーの代表・石川涼さん
・4マーケッターの視点から「ソロ男の人たちは、真面目でナイーブ」インフィニティ代表取締役・牛窪恵さん

【著者紹介】
荒川和久 : 博報堂ソロ活動系男子研究プロジェクト・リーダー。1963年生まれ。早稲田大学法学部卒業。博報堂入社後、自動車・飲料・ビール・食品・化粧品・映画・流通・通販・住宅など、幅広い業種の企業プロモーション業務を担当。プランニングだけではなく、キャラクター開発やアンテナショップ、レストラン運営も手掛ける。従来、注目されなかった独身男性生活者に着目し、2014年より「博報堂ソロ男プロジェクト」を立ち上げた。自らも「ソロ男」である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヒデミン@もも

    ソロ男! 初めて聞いた。なるほど男女平等も進んだなぁ。昔からこんな男性いたけど、何かあると思われがちだった。良き時代になったもんだ。趣味に使うお金は、女性の比ではないだろうから、経済的にも悪くはない。そして自分をもっている自立した人は男女問わずかっこいい。そんな人に惚れたらどうするんだろう。

  • ニッポニア

    これまた徹底的に調査したものだ。ソロ男は癖がすごい。むしろ癖を作りに向かっている。以下メモ。結婚できないのではなく結婚しない。5人に1人の独身男性はもはや少数派ではない。故に市場の需要も質的に変化せざるを得ない。みじかな人の勧めでは買わないくせに、ネットの見知らぬ人の評価を見て買う。品質の良いものを摂取するという考え方が勝る。ソロ男は球技をしない。消費する行動への誉れをどう作ってあげられるかがポイント。自己の幸せに繋がると確信したものに対しては金に糸目をつけない。

  • Miyoshi Hirotaka

    データを類型化してレッテルを貼ることは、理解を容易にするが、類型化の罠にはまるリスクもある。「アラフォー」、「リア充」のように年代やライフスタイルで輪切りにし、企業の広告費を向かわせるというのが広告代理店の戦略。ネタ切れしたのか、次のターゲットは20〜40代の一人暮らし男性の「ソロ男」。男性に注目したのは新鮮だが、結論ありきで無理やり数字を使った感じがする。データは過去しか教えてくれない。そこから未来をどう読み取るかは人間の仕事。ビッグ・データへのアクセスが容易になれば、この手の仕事は淘汰されるだろう。

  • うさうさ

    博報堂ソロ男プロジェクトによる、独身男性を詳細に分析したマーケティング視点の本。 軽めに読めて、ソロ男像が頭に浮かぶほど各論に落とし込んでいてとても面白い。 これからどんどんソロ男向けの商品が出てきそう。

  • ハンナ

    図書館。さまざまな詳細データから、独身男性の傾向などを分析してマーケティング的な視点から考察してみた本。データが多いけれど、あまり堅苦しくならず、対照的な家庭を持っている男性との比較が面白い。何より、後ろのカバー折り返しで知った、代表自身がソロ男だというラストの衝撃(?)がインパクトあり。確かに、ところどころ客観視しきれていないような文章もあったり…。すでにおひとり様マーケティングは成立しているし、物質面では一人でも不自由しないことが一人身でも危機感を覚えないことかなぁ…と思うのでした。

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