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障害と文学 「しののめ」から「青い芝の会」へ

荒井裕樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768435113
ISBN 10 : 4768435114
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2011
Japan

Content Description

戦後日本の障害者たちが展開してきた文学活動について、その歴史の一端を掘り起こし、そこに蓄積されてきた作品の可能性と意義について検討。障害から文学を再考し、文学を通じて障害とは何かについて問い直す。

【著者紹介】
荒井裕樹 : 1980年、東京都生まれ。2009年、東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、日本学術振興会特別研究員。専門は日本近現代文学・障害者文化論。ハンセン病・身体障害(脳性麻痺)・精神障害の当事者たちの文学活動や社会運動の研究、及び医療施設における自己表現活動の支援に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • JunTHR

    素晴らしかった。 先に読んでいた、一般向け著作群(『障害者差別を問いなおす』『車いすの横に立つ人』『どうして、もっと怒らないの?』)そして『差別されてる自覚はあるか』などの原点を知れた気持ち。『隔離の文学』『生きていく絵』も読まねば。

  • たろーたん

    「障害と文学」は、障害者を描いだ文学か障害者が書いた文学かで意味合いが異なる。前者は無力で無垢な障害者像が描かれ、後者では障害者の自己表現としての側面が重視される。文学や同人活動を通して「障害とは何か」「障害者である自分とは何者か」「障害者が生きることにいかなる意味があるのか」を考えるため文学は役に立つんだなと思った。面白かったのは親を殺す話で介護をしてくれる親のモラルとの葛藤を文学に落とそうとするものや性の話題が結構あったこと。性の秘密・プライバシーを持つことで主体化・自立できるともあり勉強になった。

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