Books

日本画と材料 近代に創られた伝統

荒井経

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864630344
ISBN 10 : 4864630348
Format
Books
Release Date
October/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
荒井経 ,  

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • いとう・しんご

    読友さんきっかけ。「近代日本の国家と浄土真宗」に続く掘り出し物二連発。明治維新によって自らを「日本」画家として確立するよう迫られた人たちはどうしたか、という上記の仏教本と同様のテーマ。「国民国家となって以来それぞれ創り上げてきた日本画、中国画、韓国画といった国号絵画を、再び互換性のある絵画に再編することは、各国の絵画がおかれている位置をあらためてあきらかにするとともに、これからの美術として進む上で基盤となる大きな文脈を得ることにつながる」P280という結論はまことに納得のいくものでした。

  • MICKE

    ここまで岩絵具について書かれている本はないね、ありがたい本。 日本画ってなんだろうっていう時に、じゃあ、中国画、韓国画は?ってなるな。

  • salvia

    荒井さんの絵が好きなので購入してみたが、期待した以上に面白い本だった。色材と支持体の歴史だけでなく、大家たちの見せた意地("異形”の日本画である狩野芳崖の《仁王捉鬼図》に込められた大志、横山大観主導の和紙開発競争)なども興味深い内容だった。絵の見方が大きく変わると思う。

  • saladin

    最近、島成園を調べているが、そもそも彼女が活躍した大正・昭和初期はどのような絵具を使っていたのか、と思って。彼女についても、北野恒富関連で少しだけ言及されている。近代岩絵具最早期の作品を描いた横山大観・北野に続く日本画家だったことが確認できた。

  • やん

    水彩や油彩といった洋画はさておき日本画というものがよく分からず、展覧会で見るたびにそれがどんなものなのかずっと気になっていた。先日美術館の帰りに図書館に寄って探したところ本書に出会った。当たり前だがタイトルの「日本画と材料」、副題の「近代に創られた伝統」というのがよく理解できる本だった。西洋顔料、岩絵具、和紙、水墨画、模写と日本画との関わりを章ごとに論じている。岩絵具というものを初めて知った。欲を言えば言及されている図版がもっと充実してるといいが、専門家にとっては紹介するまでもなく常識なのかもしれない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items