河合雅雄の動物記 3 大草原のウサギとネコの物語

草山万兎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784577023174
ISBN 10 : 4577023172
フォーマット
出版社
発行年月
2001年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,262p

内容詳細

動物学者・河合雅雄がペンネームで描く、児童向け本格動物記の第3弾。オーストラリアを舞台に、ネコやウサギ,キツネ、ディンゴなどけんめいに生きる動物たちを、正確な知識に基づく力強い描写で描く。

【著者紹介】
草山万兎 : 本名・河合雅雄。1924年、兵庫県に生まれる。京都大学理学部動物学科卒業。現在、京都大学名誉教授、兵庫県立人と自然の博物館館長。専門は生態学、人類学。サルからヒトへの進化の問題を研究している

金尾恵子 : 大阪に生まれる。図鑑、科学読物、絵本などに動物や鳥、魚の絵を描いて活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さつき さん

    オーストラリアの大草原で暮らすネコのタック、ウサギのオーリーを主人公にした動物記。ネコもウサギも人によりヨーロッパから持ち込まれた生き物です。現地の生態系を壊す存在として駆除の対象とされますが、動物にはそんな事は関係がない。与えられた環境で懸命に生きるだけ。タックもオーリーもその生い立ちから身体の仕組み、生活について分かりやすく描かれています。自然と感情移入してしまいますが、変に擬人化されることはなく、ありのままの動物として描かれています。生命のもろさと力強さ、相反する要素が絡み合う骨太な作品です。

  • 田中ぴみこ さん

    動物ものは大好き。その中でもすきなウサギとネコが登場する小説とあって、図書館で借りてみた。 作者は生態学を研究している人なので、特にウサギの生態は詳しく書かれている。 物語は、タックの成長を追いながら、生態なども詳しく説明しながらもタックの冒険の話が書かれている。 タックが、ボスに君臨する話は割愛されていて、その話はまたいつか。という風にかかれているが、続きは発売されていないよう。 ウサギのページはあまり面白くなく、またネコに捕食される側なのでちょっとかわいそうなのだが、それも動物の摂理なのであるか

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人物・団体紹介

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草山万兎

本名・河合雅雄。1924年、兵庫県篠山市に生まれる。京都大学理学部動物学科卒業。霊長類学者、ナチュラリスト。京都大学名誉教授、兵庫県立人と自然の博物館名誉館長、兵庫県森林動物研究センター名誉所長。専門は生態学、人類学。長年サルからヒトへの進化の問題を研究してきた。朝日賞、NHK放送文化賞、紫綬褒章、

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