バレエ漬け 幻冬舎文庫

草刈民代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344412880
ISBN 10 : 4344412885
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
追加情報
:
16cm,235p

内容詳細

これが仕事なのだ、と胸をはって言えないようなものに取り組んでいて、果たしてよいのか、という迷いを常に抱えていた。その苦悩と葛藤のなかで、自分にはこれしかできない、という答えに辿りつく。バレエ少女時代の記憶から、気取りのない家庭生活のエピソード、渾身のバレエ論、そして引退―。笑いと涙の初エッセイ。

目次 : なぜ、バレエを始めたのか/ 五匹のくま/ バーレッスン/ コンプレックス/ 母のこと/ パジャマのズボン/ ぱなし/ 旅先にて/ ルーマニア/ 小学生で見た「瀕死の白鳥」〔ほか〕

【著者紹介】
草刈民代 : 1965年東京都生まれ。84年に牧阿佐美バレエ団に入団。以降同バレエ団の主役を数多く務める。レニングラード国立バレエなど海外のバレエ団へのゲスト出演も数多い。96年には『Shall we ダンス?』で映画初主演。古典全幕作品からモダン・創作バレエまで幅広いレパートリーをもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちゃとら さん

    【図書館本】バレリーナになりたい!小さな頃の女の子の夢。私もマンガで知ったバレリーナに憧れたが、いまだ舞台は数えるほどしか観ていない。序章はバレエ界の固有名詞などで少し苦戦。中盤は周防監督と映画の話へ。『白鳥の湖』の解釈と表現の違いの多さ。左足首を痛めていた著者がこの演目を辞める決意。バレエが職業として成立していなかった日本で踊り続けてきた草刈さんの努力と強さを痛感。文庫化する時のあとがきで引退間近の話には涙が出ました。「我が強いから、怪我をする!」と言われた言葉、ショックでした。

  • ゆか さん

    完全なバレエに関する本だと思いましたが、旦那様の話だったり、映画の話だったり、家族の話だったり…。タイトルで読む人を狭めているかもしれないなぁ〜。逆にタイトル通りにバレエ漬けの話を期待している人にも、バレエの話はちょつピリなので、期待ハズレかも…。習い事を職業にしようなんて、小学生や中学生では思いつかない!にしても、中卒でプロを目指すあたりがすでにプロなんでしょう…。成功者だからこそカッコイイと思いますが、成功してなければ、本人の供述通りかなり破天荒な人ですね。

  • Sakura さん

    期待していたほどバレエ漬けな話ではなかった。でも「Shall we ダンス?」をアメリカで公開した時、「『王様と私』はアジア人蔑視だが、抵抗ないのか?」と聞かれた時に、周防監督が「アジア人が白人に蔑視されていることくらいわかっている。『王様と私』の差別的なところではなく、ミュージカル的に優れているところを日本人は楽しんでいる」と返したという逸話がよかった。草刈民代さんは最高のパートナーに巡り合えてお幸せですね。

  • coco. さん

    日本を拠点に活躍したバレエダンサー・草刈民代さん。ロイヤルバレエ団で日々研鑽を重ねた吉田都さんと比較されると、技術の差は出てしまうが、国内を中心に普及させた面では、一定の評価がある。ただ、それを差し引いても幼少期の体験談は、印象が下がったので御自身の為にも書かない方が良いと思った。ジャン・コクトーがバレエ劇『若者と死』の際に進言した内容、Artという海外由来の言葉を曖昧な芸術と訳してしまった日本語の盲点を突いた意見は、興味深い。慣れない書き物が調子良く滑りだしてきた頃、いざこれからの所で終わってしまった。

  • ちゃちゃ さん

    「草刈メソッド」でも美しすぎて見とれてしまいます。そんなに美しく動けませーん。・・・でも草刈さんは,結構元気一杯の(いっぱいすぎる!)女の子だったのだなあ・・・。そのむちゃくちゃぶりにも惹かれてしまいます。迷いながらも踊ることを通して「自分が自分である」ことを深く体感したいという想いに共感。「大切なのは自分の信念。自分にとって大切な物を探そうという信念なのではないか」うん!

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人物・団体紹介

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草刈民代

東京都生まれ。八歳からバレエを始め、十六歳で牧阿佐美バレヱ団に入団。同団プリマバレリーナとして活躍する一方、国内外で幅広く客演。1996年には映画『Shall weダンス?』(周防正行監督)に主演し、数々の賞を受賞。2009年の公演をもってバレエから引退し、現在は女優として新たな表現の場を開拓してい

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