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世界と日本がつながる 感染症の文明史 人類は何を学んだのか

茂木誠

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046049254
ISBN 10 : 4046049251
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
茂木誠 ,  

Content Description

「感染症の時代」を生き抜く答えがここにある!人類の定住がもたらした病原体との共存。仏教とともにやって来た恐ろしい天然痘。西欧近代のきっかけペストパンデミック。世界が賞賛した明治日本の防疫政策とは。人類は何を学んだのか。古今東西の歴史を知り尽くした著者だから書けた、日本人の新教養。

目次 : 第1章 世界史上最古のパンデミック/ 第2章 東ローマの「ペスト」と飛鳥時代の「天然痘」/ 第3章 奈良・平安期のエピデミックと権力闘争/ 第4章 人間の尊厳とは何か―ハンセン病の世界史/ 第5章 人類史上「最凶」の感染症―黒死病(ペスト)/ 第6章 天然痘ウイルスとの戦争に勝利した人類/ 第7章 結核とコレラ―産業革命期の感染症/ 第8章 見えない病原体―インフルエンザとコロナ

【著者紹介】
茂木誠 : 東京都出身。駿台予備学校、ネット配信のN予備校で大学入試世界史を担当。東大・一橋大など国公立系の講座を主に担当。iPadを駆使した独自の視覚的授業が好評を得ている。チャンネル登録者数12万人超えのYouTube「もぎせかチャンネル」でも発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ta_chanko

    グローバル化によって人やモノの移動が活発化すれば、それに付随して感染症も世界各地に広がり、パンデミックを引き起こす。これは古代から現代に至るまで避けられない、時代を超えた人類の課題。天然痘・ペスト・コレラ・結核・スペイン風邪・新型コロナ…。本書では、アントニヌスの疫病と黄巾の乱、ミラノ勅令と五胡十六国時代、ユスティニアヌスのペストと敏達朝の疫病など、ユーラシアの東西でほぼ同時におこった危機が、同一の感染症による影響である可能性についても述べられている。

  • usurakage

    細菌・ウィルス・ワクチンの基本について、歴史をもとに分かりやすく解説しています。読み物としても秀逸。

  • イフル

    COVIT19収束が見えて人流が活発化、巷には外国人が溢れかえるようになってきた。今こそこの人類史に刻む3年の出来事が何だったのか検証すべき時が来たと思う。人類は数多くの病原菌パンデミック禍に遭遇、それを乗り越えて来た歴史を知った。都市封鎖など想像すらできなかったことが現実化した。その原因は自然発生などでなく明らかに中共による人災であった。また陰謀論とも言われているdrファウチの機能獲得実験についても、今後の歴史的検証が待たれるところである。

  • ケンサン

    「人類とは、なんと不思議な存在なのでしょう」。人類は宇宙船、化学兵器、遺伝子操作、AI等自らを含む生命体をコントロール化に置こうとする。一方、どれだけ大脳皮質が発達して他の生物から超越的な存在になっても、呼吸、食事、排泄、繁殖行為等、生物の基本的な行動パターンを繰り返す。が、細菌やウイルスが引き起こす感染症にいかに無力か?アテネの疫病、ローマ帝国を震撼させたパンデミック、疫病と飢饉が漢王朝を崩壊、天平エピデミック、ペスト、天然痘、結核、コレラ、スペイン風邪・・コロナウイルスの教訓は語り継がなければ・・

  • in medio tutissimus ibis.

    2023年初版の癖してイベルメクチンとかまだ言ってんのか。しかもワクチンの投入の拙速さを非難したその舌の根も乾かぬ内に? ちゃんと感染症と文明の関係について知りたい向きは、ネタ元のW.H.マクニール『疫病と世界史』を直に読もう。その方が滅茶苦茶面白い(ダイレクトマーケティング)。

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