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ゆうすげ村の紙すき屋さん わくわくライブラリー

茂市久美子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065319529
ISBN 10 : 4065319528
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

かえでさんがすいた白い紙で、ランチョンマットをつくってください―。お客さんは小さな女の子。名前は菜月ちゃん。父さんがひらくポトフのお店でつかいたいそうです。ポトフには、父さんの兄さん・宇佐見さんがつくるとくべつなダイコンがはいります。じつは、そのダイコンにはひみつがあるというのですが…。「ウサギのダイコン」(東京書籍小学3年生国語教科書所収)のつづきの話。「ウサギのポトフ」をはじめ、ゆうすげ村の四季のなかでつづられる6つの物語。

【著者紹介】
茂市久美子 : 岩手県生まれ。『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、ひろすけ童話賞受賞

門田律子 : 愛媛県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。『おかあさんのストール』で“ニッサン童話と絵本のグランプリ”優秀賞を受賞し、以後、絵本やさし絵の仕事をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はる

    優しいファンタジー。昔、ゆうすげ村でつくられていた「やまが和紙」。すっかり途絶えていましたが、その存在を知ったかえでさんが紙すき屋さんを始めます…。実は、かえでさんは前作「ゆうすげ村の小さな旅館」のおかみさん、つぼみさんの親戚。つぼみさんも少しだけ登場します。今作から読んでも十分楽しめますが、つぼみさんだけでなく、前作のうさぎの父娘も出てくるのが嬉しい。今回はプロローグとエピローグがありますが、これが意外と重要なことがラストに分かります。

  • ぶんこ

    ゆうすげ村で盛んだった「やまが和紙」が廃れていったことから、かえでさんがよみがえらせました。そこへフクロウさんやカササギと女の子、流星痕を捕まえる若者、菜月さん、雪で折れた桜の枝を集める若者たちが訪れては注文をしていきます。かえでさんのおっとりと待つ姿勢が素晴らしい。それとともに和紙の持つ素晴らしさも強く伝わってきました。私も山菜の注文が和紙の袋に入ってきたら嬉しい。和紙で作った桜の花びらがある便箋や封筒、特に一筆箋を買いたくなりました。

  • anne@灯れ松明の火

    「ゆうすげ村の小さな旅館」を再読してから、この新刊へ。旅館のつぼみさんの親戚のかえでさんは、途絶えてしまった「やまが和紙」を復活させようと、紙すき屋さんを始める。旅館と同様に、不思議なお客様からの注文が入り、徐々に、かえでさんの仕事も軌道に乗っていく。優しく、ほっこりするお話ばかりで、和紙にくるまれたような温かい気持ちになる。挿絵が菊池恭子さんから門田律子さんに変わった。23年ぶりでは、同じ人は無理だったのかな。いっそ変えるなら全く違う絵柄ということ? つぼみさんが違いすぎてビックリだけど(笑)

  • 花林糖

    図書館本。『ゆうすげ村の小さな旅館』のつぼみさんの親戚のかえでさんは、途絶えてしまった「やまが和紙」を復活させ紙すき屋さんを開きます。山の奥からは様々なお客さんが来店。桜の枝から作られた和紙の文具品を購入したいです。優しい穏やかな物語。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    和紙に心惹かれた原田かえでは、それが「やまが和紙」と知る。どうやって作るのか?自分も作ってみたい!気持ちが高まり、仕事を辞め紙漉きを習い自分の工房をつくる…。 【文化と生活に親しむー季節の行事・風物・暮らし】

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