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政治を動かすメディア

芹川洋一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130331074
ISBN 10 : 4130331078
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

メディアはナショナリズムやポピュリズムの防波堤たりうるか?新聞=明治デモクラシーからネット・SNS=平成デモクラシーまで、メディアと政治との関係、政治におけるジャーナリストの役割について考える。

目次 : 総論 現代民主政とメディア(「世論の支配」とメディア/ 現代民主政の歴史性)/ 各論 政治のプレーヤーとしてのメディア(政治過程への影響/ 政治思潮への影響/ 記者の実相/ ニュースの現場)/ 座談会 メディアは政治にどう関わるか―ジャーナリズムとアカデミズムの対話(佐々木毅・曽根泰教・谷口将紀・芹川洋一)

【著者紹介】
芹川洋一 : 1950年熊本県に生まれる。1975年東京大学法学部卒業。76年同新聞研究所修了。日本経済新聞社政治部長、論説委員長等を経て、現在、論説主幹

佐々木毅 : 1942年秋田県に生まれる。1965年東京大学法学部卒業。同助手、助教授、教授、東京大学総長等を経て、日本学士院会員・東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヒデミン@もも

    市図書館。政治学原論レポート。参考になった。

  • Isamash

    芹沢洋一・日経論説主幹および佐々木巌東大名誉教授2017年発行著書。日本の新聞史等が取り上げられ、読売の渡邉主筆に関しても書かれているが、発行部数減少が見えているはずだが芹沢氏に反省や危機意識は感じられない。メディアに対する不信感も減少のベースにあると思ってしまうのだが。中居問題でCM撤退が相次いだフジテレビ社長が明日記者会見を再度行うとか。日枝久が出席しない会見で何かが変わるわけもないのに。日本のメディアの体制や意識に大きな問題がある様に思えてしまう。ココが変わらない限り将来も日本はダメだと思うのだが。

  • かず

    通信制大学の一般教養科目「政治学」のレポート記述の為に読書。課題は「マスメディアの政治的役割の整理」と「インターネットによってもたらされた民主主義の変化の考察」、それを受けて「今日の民主主義の課題を論述せよ」というもの。すぐに書けそうななテーマであるが、社会学の4課題の評価において「エッセイ調」とあったので、今度こそは−との思いの下、読んだ。気になるところに付箋を貼った。歴史的にも、メディアが大衆をミスリードして大ごとになったことは多い。情報の受け手である私たち自身がメディアの監視をせねば危ういと思う。

  • さとみん

    本書に引用された過去の指摘が今でも通用することに苦いものを感じた。確かに見かけ上はいろんなことが変わってきたが、本質的には同じところをぐるぐる回っているだけかもしれない。メディアのあり方は最終的に情報を受け取る私たちの問題として考えた方がよさそうだ。特に「沈黙の螺旋」は身に覚えがあるだけに痛い。自分が少数派だと分かったうえで発言する勇気はまだ持てないでいる。

  • 内容は極めて穏当で現実的なメディア論。記者が実際のエピソードを辿るだけではなくて、しっかりとメディア論の著名な理論や哲学者の箴言を引用しているところが非常に勉強になる。第一部は佐々木毅の総論、第二部は政治記者である著者の各論、第三部は座談会という構成。座談会は全く新たに得るところがないのが残念。政治家との距離が近く各社が横並びという日本の政治メディアの特質が繰り返されていて印象的。

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