CD

Ellora Symphony, Trinita Sinfonica, Rapsodia per orchestra : Takuo Yuasa / New Zealand Symphony Orchestra

Akutagawa Yasushi

User Review :5.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
NYCX55975
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description

芥川也寸志:オーケストラのためのラプソディ、エローラ交響曲、交響三章

作家・芥川龍之介の三男として生まれるも、2歳の時に父を失った芥川也寸志。父が遺したSPレコードの中からストラヴィンスキーの『火の鳥』と『ペトルーシュカ』を愛聴して育ち、中学生の時に作曲家を志しました。まず橋本國彦に師事しその才能を開花させたのち、伊福部 昭に師事して強い影響を受け、その野性味あふれる作風を手に入れることとなります。
 最初期の作品『交響三章』(1948)は、憧れの地であるソ連(当時)に持参して大作曲家達の目に止まり、当地で出版されるという快挙を成し遂げた記念作。その10年後の作品『エローラ交響曲』ではかつての叙情性は影をひそめ、鈍く暗いクラスター的な不協和音と、随所で起こる爆発的な音響の効果が特徴的です。1971年の『オーケストラのためのラプソディ』は打楽器を多用しており、作曲家自身が「魔法使いが小さな魔法の杖を振り回す音楽」と呼んだという、せわしない音型が全曲にわたって支配し巨大な咆哮で終わります。
 片山杜秀氏によるオリジナル解説も読みごたえ充分です。解説、演奏者プロフィールは既発売商品(8555975J)のブックレットから転載となります。(輸入元情報)

【収録情報】
芥川也寸志:
● オーケストラのためのラプソディ (1971)
● エローラ交響曲 (1958)
● 交響三章 (1948)


 ニュージーランド交響楽団
 湯浅卓雄(指揮)

 録音時期:2002年1月29-31日
 録音場所:Wellington Town Hall, Wellington, New Zealand
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 輸入盤国内仕様(日本語解説付き)

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なかなか人気の盤のようで再発売の様子です...

投稿日:2020/08/12 (水)

なかなか人気の盤のようで再発売の様子ですね。芥川さんには「N響アワー」で親しんだのですが、恥かしながら作品に触れたことはなかった。何年か前に「題名のない音楽会」だったろうか、交響三章を沼尻さんが情熱的に演奏したのにかなりのインパクトを受けそれを機会にこの盤を購入したのですが、図らずもそのときのインパクトのおおかたが作品によるものということを知ることができた。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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芥川さんの作品は今までかなり聴いたつもり...

投稿日:2017/10/30 (月)

芥川さんの作品は今までかなり聴いたつもりですが、あらためて交響三章などを聴いてみると、「粋な音楽」という意味で第一人者であったと思います。旧ソ連の音楽の影響もありながらやはり根本には日本人的DNAを感じます。クセになるオスティナートや爽快感あふれた旋律・リズム・和声など、魅力溢れた芥川書法に感動いたします。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

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芥川也寸志の管弦楽曲を集めたCDです。 芥...

投稿日:2013/04/19 (金)

芥川也寸志の管弦楽曲を集めたCDです。 芥川は大きくわけて3回作風を変えたそうですが、このCDではそれぞれの時期の代表的な作品が取り上げられています。 演奏は、ニュージーランド交響楽団、指揮者は湯浅卓雄。 日本作曲家撰集で、良い仕事している湯浅ですが、このCDでも実に生き生きとした楽しい音楽を聴かせてくれます。 いや、すばらしい! ニュージーランド響もすごく、特に曲のせいもあるのでしょうが、ホルンが良く鳴っていて気持ち良い! 勿論ナクソスなので、録音・音質も問題なし。

レインボー さん | 不明 | 不明

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