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カントの思考の漸次的発展 その「仮象性」と「蓋然性」

船木祝

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846019655
ISBN 10 : 4846019659
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan

Content Description

ドイツの哲学者カントの思考の足跡を辿る。

目次 : 第1章 17・18世紀の百科事典及び著作におけるverisimileとprobabileの概念―概念史及び源泉史の問題(言語辞典におけるverisimileとprobabileの概念/ 事典におけるverisimileとprobabileの概念/ クリスティアン・トマージウスにおけるverosimile(wahrscheinlich)とprobabile(probabel)の概念―前者の概念が有する二つの側面/ クリスティアン・トマージウスにおけるverosimile(wahrscheinlich)とprobabile(probabel)の概念―前者の概念が有する二つの側面/ クリスティアン・ヴォルフにおけるドイツ語「蓋然性(Wahrscheinlichkeit)」とラテン語「蓋然性(probabilitas)」の同一視/ バウムガルテンとマイヤーにおけるverisimileとprobabileの概念/ クリスティアン・アウグスト・クルージウスにおける)/ 第2章 カントの思考の道程におけるverisimilitudoとprobabilitasの概念―ほぼ1770年代初頭における「仮象的(scheinbar)」と「蓋然的(wahrscheinlich)」の概念(統計学的言語分析/ 「仮象性(verisimilitudo,Scheinbarkeit)」と「蓋然性(Wahrscheinlichkeit)」との区別の最初の登場―『レフレクシオーン』2591番/ 懸賞論文(1762/1764年)における数学と形而上学との方法論的区別/ ほぼ1770年代初頭における「仮象的(scheinbar)」と/ 「蓋然的(probabile:wahrscheinlich)」の概念/ 1770年代初頭における「臆見」と「信じ込み」の概念―マイヤーとの対決/ ほぼ1770年代初頭における「道徳的確実性」の概念の不明確さ)/ 第3章 カントの思考の道程におけるverisimilitudoとprobabilitasの区別―ほぼ『純粋理性批判』出版の時期における「仮象的(verisimile:scheinbar)」と「蓋然的(probabile:wahrscheinlich)」の概念(ほぼ『純粋理性批判』出版の時期における「仮象的(verisimile:scheinbar)」と「蓋然的(probabile:wahrscheinlich)」の概念/ ほぼ1780年代初頭における「臆見」と「信じ込み」の概念/ 『純粋理性批判』出版の時期における実践的に十分な「確信」と、単なる「信じ込み」との明確な対置―最終吟味としての賭け/ 1780年代及び1790年代における「仮象的(verisimile:scheinbar)」と「蓋然的(probabil:wahrscheinlich)」の概念)

【著者紹介】
船木祝 : 1963年生まれ。学習院大学人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得退学。トリーア大学Ph.D.(哲学)。現在、札幌医科大学医療人育成センター准教授。哲学、倫理学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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