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畏れ入谷の彼女の柘榴 講談社文庫

Outarou Maijou

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065329597
ISBN 10 : 4065329590
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan

Content Description

「ママの体に光入った」幼い息子がそう告げたあと、半年以上触れていなかった妻の妊娠が発覚。一体何が!?表題作「畏れ入谷の彼女の柘榴」に加え、人語を話す猿に導かれ行方不明者を捜す「裏山の凄い猿」、特別な家で育ったきょうだいの気付きを描く「うちの玄関に座るため息」の全三篇を収めた奇譚小説集。

【著者紹介】
舞城王太郎 : 1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。’03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • eyemu

    表題のお話、なんちゅう胸糞ストーリーなのよ!!! なんか、最初から最後まで嫌な感じだった。 本当に誉め言葉だけど、胸糞中の胸糞って感じ!!! 凄いよ、感嘆のため息でした。 妊娠した理由も。 させた理由も。 終わり方も。 あなたの元奥さん、かなり悪いヤツだよ。 良く何年も一緒に居て、子供まで作って何も気づいてなかったの? 絶対(日頃【絶対】って使わないけど、あえて使っちゃう)昔から人から嫌われるタイプだったはず。 だってその片鱗ないとあそこまで考えなしの嫌なヤツにはなれないよ。

  • justdon'taskmewhatitwas

    福井弁の持つ説得力って何なのだろう。人生の気づき(木付き→木偏?)に端を発するシリーズテーマをま、それ程説教臭くなく処理し物語にする力を福井弁は備えている、とでも言うのか──なんてことはデヴュー作から言えって話だが、今回どこかで「説明しねま」って言ってて、「しねま」か昔言われて結構きついわってなった事あるけど、直接話法で小説書こうってなったら、冗長はヤだけど"嘘"書きたくない時、方言て助けてくれる気がする。

  • さしみ

    何が伝えたかったんだろうと考えたが、読み取り方は人それぞれ自由だからな。同じ境遇ではないが、話が通じない相手っているよね。

  • へい

    たまたま避けていただけかもしれないけれど、久々の福井サーガを堪能できました。近年の論破ブームに関していえばそもそも論戦としてかみ合ってないという前提にあるが、本当の論破王は舞城さんなんじゃないかと思う。論破というより論戦王のようなきがするけれど。論破ブームに違和感を感じていたおじさんだが、そうか思春期時分に舞城さん読んでいたからこそ感じた違和感だったのだと納得した。ピコーンとか熊の場所とかに一番近い作風だと感じた。緩急自在の文体はやはり面白いし、一気にとびぬけてしまう会話とか本当に面白さがつまっている。

  • コル

    これぞ舞城ワールドといった短編集三篇。いずれの話も不思議な現象をベースに決意とか後悔とかを上手くミックスさせた作品。

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