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母を亡くした女性たち 「マザレス女性」は何を思い、どう生きたか

臼田明子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763421340
ISBN 10 : 4763421344
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

この悲しみはいつか、私を支える強さになる―。主に10代・20代で母親を亡くしたマザレス(motherless)女性たちは、人生のロールモデルであり最も身近な理解者の不在をどう受け止め、どのような「母のいない人生」を歩んできたのか?当事者みずからが、誰にも語れなかった当事者たちの声を丹念に拾い集めた、それぞれの喪失と恢復のストーリー。早すぎる母親の死と向き合った、彼女たちの生き方から見えてくるものとは。

目次 : 第1章 母親を亡くした女性たち/ 第2章 海外における先行研究/ 第3章 母を亡くした女性たちのライフストーリー/ 第4章 女性たちの気持ちの変化とライフステージ/ 第5章 親戚との関係/ 第6章 意地悪な他人、親切な他人/ 第7章 もがき苦しんだ先につかんだもの

【著者紹介】
臼田明子 : 旧姓筒井。1963年東京生まれ、神奈川育ち。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員(2013年〜現在)。任意団体「マザレスお嬢」(母親と早期死別した女性の会)主宰(2018年〜現在)。雙葉高校、慶應義塾大学文学部(英米文学)卒業後、NECに8年半勤務。その間に29歳で結婚、30歳で第一子出産。育児休職中に夫がオーストラリアのシドニーに転勤となり、帯同するため退職。シドニー大学大学院修士課程ジェンダー・スタディーズ専攻入学。在学中に第二子出産。修士号(Master of Letters)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • カモメ

    早くに母親と死別した女性たちへのインタビューを通し受け入れ方や快復への道のりを辿る。日本のグリーフは西洋のように愛着を死によって断ち切るのではなく「死者との絆を保ちながら関係性を変化させていく」やり方だそう。専門家の力を頼ったり、新しい家庭を築くことで乗り越えていく姿が見られる。一方で子育ての際に母親の助けを借りられない苦難もあった。現代社会においてはネガティブケイパビリティと呼ばれるなぜ起こったのか分からない現象を無理やり理由付けするのではなく、答えがわからないまま受け入れる能力が重要視されているそう。

  • Go Extreme

    まさかは起こる 母親を亡くした女性たち: 任意団体・マザレスお嬢設立 海外・先行研究: 自分も早死の不安 早急に大人になる必要性 家族のケア担当者になる 女性のライフストーリー 気持ちの変化とライフステージ: 母の死の前後の娘の気持ち 残された父と娘の関係 親戚との関係: おじ・おばとの関係 意地悪な姑 宗教上の代父母 意地悪・親切な他人: 人の不幸は蜜の味 世間の人は正しく知らない もがき苦しんだ先につかんだもの: コントロール可能=自分の行動+出来事に対してどう思うか 私の人生よくもないけど悪くも無い

  • Yuki Sato

    ★★★☆☆

  • O M

    あわんかった

  • 一虎

    自分の母も19才の時に母を亡くし、どれほど恋しかったことだろう。高齢になった今でも恋しがっている。この本を読むことによって少しでもそのような女性の心のうちを学べたらと思った。ぼくが生まれた時も、母は慣れない土地で子育に苦労した話はよく聞いてきたけど実の母がそばにいたらどれほど助けてもらえたことだろうと考えさせられた。母へは感謝しかないなあと思う。

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