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かじ屋と妖精たち イギリスの昔話 岩波少年文庫

脇明子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001142525
ISBN 10 : 400114252X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
脇明子 ,  

Content Description

ゆかいなお話、ふしぎなお話、こわくてドキドキするお話…読んでよし聞いてよしの、新訳で楽しむ昔話の世界。「ジャックと豆の木」のような有名なお話から「鳥の合戦」など大冒険のお話まで、選りすぐりの31編をたっぷり収めます。小学4・5年以上。

【著者紹介】
脇明子 : 1948〜。香川県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了(比較文学)。ノートルダム清心女子大学名誉教授。「岡山子どもの本の会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • NAO

    9つのジャンルに分けたイギリスが昔話集。「ジャックと豆の木」やアーサー王物語のエピソード、「シンデレラ」や「大工と鬼六」のイギリス版など。多くの話に妖精が出てくるのだが、ちょっと意地悪なイメージもある妖精の印象が大きく変わる「チューリップ畑」と妖精の女王から青年を救い出した「タム・リン」が良かった。イギリスの冒険譚には巨人がよく出てくる。『指輪物語』もそうだし。幾つかの話に共通する気になったことがあった。母親や祖父、主人公の最も近い肉親から嫌われ、疎外される。これは、いったい何の暗示なのだろう。

  • ツキノ

    2020年9月発行。昔話はおもしろい!特に「妖精」の役割がイギリスならではで興味深い。これまでに知っていたおはなしと似て非なるものを知るのもおもしろい。(たとえば「シンデレラ」と「ぼろっくず」、王子とは舞踏会に行く前に出会っており、継母は存在せず、ぼろっくずの母親である娘を失くした悲しみに暮れていて、現在の幸せに気づいていない)。同じ岩波少年文庫『わらしべ長者』に収録の「みそ買い橋」とよく似た「スワファムの行商人」も収録。そのおなはしを含めた「大冒険のお話」がいちばん好きだ。訳者あとがきもいい。(E72)

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    素話で知っている話や、日本の昔話との類話もありました。『 ゆかいで短いお話 / ものぐさジャック / お星さまたち / ジブン / ちょっとハラハラするお話 / ミアッカだんな / トム・ティット・トット / ジョニー・グロークの冒険 / 知恵が役に立つお話 / 先見えゴボーン / 三びきの子ブタのお話 / ハシバミわりのケイト / こわくてドキドキするお話 / フォックスさん / レッド・エッティン / ジャックと豆の木 →

  • topo

    昔懐かしいお話から初めて読むお話まで英国の妖精の息吹きを感じる31編。お星さまと遊びたい女の子、魔物に埋められてしまったお月さま、ハロウィンの夜に妖精の女王からタム・リンを助け出す伯爵家の令嬢など魅力たっぷりな主人公たちが大好き。 『フォックスさん』はペロー作の童話『青ひげ』、『ネコっ皮』は同じくペロー作のフランス童話『ロバの皮』と酷似していて興味深い。欧州各地に似たような物語があるみたいだけど、所変われば皮も替わるんのね。 口伝による改変や、その土地に馴染む設定に改変されていったのかな。

  • joyjoy

    妖精。日本なら妖怪?。一字違いでかなり印象がちがうけれど、人の暮らしとの距離感とか、似たところもあるのかな。うちでも夜の間にブラウニーが家事を手伝ってくれたらいいのにな。「かじ屋と妖精たち」、取り替え子のおはなし。「…その子みずからが解かぬかぎり、この呪いは解けぬ」。なんだか意味深だなぁ。こういうお話のできた背景を知りたくなる。

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