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国難を背負って 幕末宰相-阿部正弘・堀田正睦・井伊直弼の軌跡

脇坂昌宏

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846008468
ISBN 10 : 4846008460
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2011
Japan

Content Description

未曾有の国難に立ち向かった宰相たちの苦悩と決断。幕末前夜から桜田門外の変まで、開国をめぐる三宰相、阿部正弘・堀田正睦・井伊直弼の軌跡とその肖像を個性ゆたかに描き出す。すべての政治家にエールをおくる書。

【著者紹介】
脇坂昌宏 : 山梨県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科(日本史学専修)卒業。『葉隠』『堀部武庸筆記』などの意訳作業を通して、「武士とは何か?」の考察をライフワークとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Stair512754

    今年の大河ドラマ『青天を衝け』 幕末を徳川方から描く時は、新選組や勝海舟が主役になることが多いのだが、今回の大河の主役は渋沢栄一、そして一橋慶喜がきっと重要な役回りになるのだろうな そして1年という長丁場、昨年の『麒麟が来る』でも感じたが、話の展開が遅いわ(笑)そんな中、水戸斉昭や阿部正弘、そして次回からはいよいよ井伊直弼が登場! ということで、勉強がてら読んだこの本 思いのほか面白かった 薩摩、長州、土佐側からの知識しかなかったからなあ 今年の重点課題にしよっかな^_^;

  • おかポン

    幕末において、開国に深く関わった宰相、阿部正弘・堀田正睦・井伊直弼を中心に当時の世情を記した一冊。一般に八方美人や地味などと言われている前者二人と、不平等条約の締結や安政の大獄で悪評高い後者ではあるが、彼らもまた当時の傑出した為政者であり、欧米列強に引けを取らない強国にすべく、幕府と朝廷、開国派と攘夷派の間で翻弄されながらも、自らの政治信念に則り世を主導した開明的な宰相であったことが分かる。

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