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山のとしょかん

肥田美代子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784580820883
ISBN 10 : 4580820886
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

山の小さな村にすむおばあさんは、ふしぎな男の子に絵本を読んであげた。男の子は毎夜やってくるようになった。夜遅く帰る男の子が気になり、あとをついていくと…。絵本を読んでもらいたくなる、心温まるおはなし。

【著者紹介】
肥田美代子 : 大阪府に生まれる。大阪薬科大学卒業。参議院議員、衆議院議員を歴任し、子どもの読書推進活動に尽力する。日本児童文学者協会会員。現在、(財)文字・活字文化推進機構理事長、(財)出版文化産業振興財団理事長

小泉るみ子 : 画家。北海道に生まれる。早稲田大学文学部卒業。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やすらぎ

    人は求められることを欲し、それに応えられたと感じたとき、充実を得られる。…子どもが育ち、静かになった小さな村に住むおばあさん。みんな元気にしているだろうから、寂しくはないんだけれど、なんだか最近ちょっと楽しいんだ。…自然と生まれた山のとしょかん。しかし毎日来るあの子は誰なんだろうね。…今日もおばあさんは、縁側に絵本をすべて並べて、みんなを待っていることでしょう。そして絵本を読んでいる声が、森のなかで響いていることでしょう。絵本は心を温め、優しさを育み、夢を広げる。さて、次は誰が来るのかな。何を読もうかな。

  • ぶんこ

    素敵な絵本。 子供も巣立ち、一人暮らしのおばあさんのところに来た坊や。 絵本を読んでとお願いします。 読んでもらった絵本を借りて、幼い兄弟に読み聞かせしていました。 しかもお豆が焦げそうというところまで真似っこして、なんとも微笑ましい。 それを見たおばあさん、自宅の縁側に絵本を広げ、タヌキさんやうさぎさん、森の動物たちにもお披露目です。 いいなぁ、こんな図書館、私も開いてみたいです。

  • はる

    ああ、凄く好きな世界。一人暮らしのおばあさん。あるとき現れた男の子に、毎日絵本を読み聞かせてあげるようになりますが…。可愛い物語。うちにも昔読んであげた、たくさんの絵本を入れた箱があります。こんな男の子がやってきたらきっと楽しいだろうなあ。本を並べるおばあさんが可愛い。

  • Willie the Wildcat

    「あたり〜、たぬき!」と次男。子供の自立、共働き(!)の両親。お互いの寂しさを支えあう・・・、というより共通の自由時間と趣味(もちろん読書)を楽しむ。少年がおばあさんの話を真剣に聞き入る理由。優しさが溢れる。こんな図書館があってもいいなぁと感じさせてくれるように、絵も優しさ一杯。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    1人暮らしのおばあさんの所に、本を読んでと夜な夜な現れる男の子。この男の子の正体は・・・。すぐに正体が分かりますが、おばあさんとの絆がまた出来たような気がしました。山の中でもこうやって色んな動物たちがやってくる私設(?)としょかんっていいな。

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