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ヒーローはイエスマン 集英社文庫

羽泉伊織

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087442632
ISBN 10 : 4087442632
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

「なぜ頷くのかと言われれば、偏に楽だからである」木暮慧の唯一の取り柄は、理不尽な要求も「はい」と返答し、忠実にこなすこと。そんな彼は、イエスマンぶりが高じて他人のどんな願いも実現できる特殊能力を手に入れる。ある日、石畳と名乗る男が現れてその力を使い、謎の調査に協力しろと言われ!?ブラック企業に喘ぐ、気弱なサラリーマンが大活躍。第2回エブリスタ×ナツイチ小説大賞受賞作。

【著者紹介】
羽泉伊織 : 1997年、東京都出身。京都大学教育学部卒業。2021年、『蒼天のイエスマン』(『ヒーローはイエスマン』に改題)で、第2回エブリスタ×ナツイチ小説大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きたさん

    人に言われたことを断れない「イエスマン」が、ある状況においてその言われたことを実現してしまう、という設定の特殊能力モノ。自己啓発系と呼ぶほど強い主張があるわけでもないので、さくさくと読めました。

  • RASCAL

    迎合性対人夢想症候群、イエスマンという設定がすっと腑に落ちなかったので、エンタメ小説の割には読むのに苦労した。「気弱なサラリーマンが大活躍」ということだったが、地味目な活躍でした。

  • nob

    ただただ楽だから。その人への憧れから。特に理由もなく疑問も持たず。周囲の言うことに黙って従ってしまう「イエスマン」たち。無力に見える彼らには、実はイエスマンであるが故の、隠された力があった…強力すぎる能力には何らかの縛りをつけてやるのは少年漫画でもお決まり。そう言う意味でも面白い設定だと思う。機械的に見えて実は結構暖かみを見せてくれる石畳のキャラが良い。彼は彼なりに単なるイエスマンから脱却しようとしているのだろう。

  • 斉藤らむね

    どんな理不尽な要求も不条理な指示も、断って面倒な軋轢を生むくらいなら、ともかく頷いてやってしまう。それを繰り返すうち、他者に命令されればどんなこともできる特殊能力を得てしまった!それがイエスマン!!まさかそんなことありえないでしょ的喜劇だ。でも閉ざされたコミュニティ内では、時に信じられないようなことが起きうる。そうした環境下にいる人にとっては、笑えない悲劇かもしれない。そこまで酷くなくても、コミュニケーションの摩擦を恐れ、本意でないのに頷いてやり過ごした経験はたぶん誰にでもある。現代を静かに鋭く撃つ物語。

  • ドロンジョ935

    なんだコレー。人に同調してしまう、つらい思いをするよりは他人の意に沿った行動を取るイエスマン。でもイエスマンはときに大きな力を持っていた。「YES」ということで相手の意図したような世界を実現することができる能力を持っていた。その力をどう使って、ソシテ最後には・・・。

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