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妖精と妖怪のあいだ 評伝・平林たい子

Yoko Mure

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163664606
ISBN 10 : 4163664602
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2005
Japan

Content Description

独特の作品世界と強いバイタリティで、文壇とジャーナリズムに大きな足跡を残した作家・平林たい子。その昭和の大女傑作家の“文学史的でない”姿を、ご存じ「群流」視点で見つめた傑作評伝。

【著者紹介】
群ようこ : 1954年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店、本の雑誌社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キムチ

    標題から「妖精って華奢なのでは?妖怪もガリガリが多いのでは」と違和感。体型的に「ふっくらさん」の認識だったから。群さんは彼女を批評するでもなく、淡々と世間話的風情で閉じている。明治末に生まれたたい子の人生、のっけからディープ。小石が、病葉が川の流れにただ流されて行く・・そんな感だ。他力本願、あてずっぽう,幾らでも非難は出来るが彼女なりに思いは常にあった。側面を飾る人脈〜林芙美子、壺井夫婦、田川水泡、円地文子、佐藤愛子、瀬戸内晴美など多彩。当然男達も色彩豊か。時折、字面で登場する「作家の目」って?安直!

  • 星落秋風五丈原

    満州を放浪したのは、食うに困って恋人の義兄を頼っていっただけ。居場所を求めてアフリカを彷徨ったランボオとは大違い。そして男性との付き合い方においては、筋が通っているどころか行き当たりばったり。 ワザと変な笑い方をしてまで、嫌われようとした相手なのに、「えい、面倒くさい。こんなにうるさくつきまとってくるなら、この男の所に泊まってやろうじゃないか。どちらにしろ、女の貞操なんて大したものでありゃしない。」と、あっさり寝てしまう。大体、「面倒くさい」ってたい子さん、恋愛ってそもそも面倒くさいもんなんだってば。

  • Yoko Oishi

    波瀾万丈すぎる生涯に驚き。著作を読んだことはないけど興味がでた。とはいえ、本を読んでも著者が脳裏をよぎりそう。ちょっと男に固執しすぎたり、主張と行動にちぐはぐさがみられる。生きてくのが大変だっただろうなぁ。

  • takao

    ふむ

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