Special Features Related to This Product

Books

美の奇人たち-森之宮芸大前アパートの攻防-メディアワークス文庫

美奈川護

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784048933308
ISBN 10 : 4048933302
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『目指せ、不労所得!』祖父からアパートを一棟もらえることになった女性・朱里。しかし、芸大前にあるそのアパートは、卒業しても花開かず、くすぶり続ける芸術家崩れどもの巣窟だった。引きこもりの写真家、親の脛かじりのオペラ歌手、借金まみれの陶芸家―。孤独死した父親が売れない画家であり、芸術家によい印象がない朱里は、リフォームのためにも彼らの追い出しを決意する。が―。朱里は気付いていく。彼らの中に、決して揺らがぬ“魂”があることを。

【著者紹介】
美奈川護 : 某芸大卒の会社員。第16回電撃小説大賞“金賞”受賞作『ヴァンダル画廊街の奇跡』(電撃文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • coco夏ko10角

    祖父からアパートをもらえることになった朱里、リフォームするために訳あり住人たちを退去させようと頑張るが…。三章の陶芸家のお話よかった、借金はそれでだったのか、から最後の選択まで。あとまずいコーヒーを出すマスターなんか好きだ。

  • らす

    芸術家を目指す訳ありな住人の集まるアパートの管理人になった主人公がリノベのために住人を退去させるべく奮闘する。主人公にも重く抱えた過去があり、それぞれの住人にもここにいる大きな意味があって未練なく前向きに退去させていく。登場人物が個性的で想像より熱くてコミカルな部分もあって面白かった。

  • Mu@仔羊堂

    うん、なんとも、いい余韻。面白かった。タイトルや序章を読んで絵画関係のお話らしいと思った時、作者のデビュー作も絵画に関係するお話だったなと思いだした。それから行く年も経ち再び絵画を扱うのかとちょっと感慨深かった。実際には絵画だけじゃなく写真やオペラや陶芸に題材を取り、しかも作品そのものと言うより、いわゆる人情話的な展開だったわけだけど、いや面白かった。どの話もちょっと苦しくて切なくてそれでも前向きなハッピィエンドな所がいい。そしてやっぱりラストの絵画のお話が一番グッと来てしまった。

  • naolog

    岡山に駐在に来ています。車通勤になった途端、本を読むペースが激落ち。。美術館に行くのは好きです。何かわからないけれども心動かされるもの、ありますよね。

  • 秀玉

    やっと楽しめる本に出合えた。この本、タイトルが良くない以外は最高だね。読めばわかるけどストレートに「ハイパーリアリズム(超写実主義)」で良いと思う。本の内容紹介ではアパートに居座るおかしな奇人たちが強調されているが、家族愛、芸術、推理がてんこもりの話だ。もったいない紹介しないでよ。名作だよ。この超写実主義の才能を受け継いでいるのに、売れない父親みたいになりたくないとフリーターをしている娘。もったいないよね。おそらく絵が好きなのに素直になれない。出来るなら最終章の続きをもう少し描き、主人公の変化成長を見たい

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items