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ガラスの仮面 12 花とゆめコミックス

Suzue Miuchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784592111023
ISBN 10 : 4592111028
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1979
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • masa@レビューお休み中

    ついに公演がはじまった『奇蹟の人』。マヤと亜弓がダブルキャストでヘレンケラーを演じるが、同じ役でも、マヤと亜弓ではまったくちがうのだ。性格も行動も反応も、何ひとつとして同じものはない。ヘレンのイメージ通りの亜弓。ヘレンのイメージを越えて予想外の行動をとるマヤ。観客は亜弓に安堵し、マヤに興奮する。回を増すごとに、その興奮はエスカレートしていく。破天荒なマヤの演技が観客を虜にする。そして、虜になったのは観客だけではない。共演者である姫川歌子もマヤに惹かれるのだ。娘の亜弓以上に…。

  • 吉田あや

    いよいよヘレン・ケラー「奇跡の人」の舞台がスタート。亜弓とマヤ、それぞれのヘレンをしっかりと描いてくれているので、まるで舞台を見ているように熱量やハラハラする一瞬の空気が伝わってきて圧巻。目が見えず、耳が聞こえないヘレンに全身でぶつかり、心を伝え、この世のモノにはすべて名前があるということを教え、言葉という光をヘレンに与えようとするサリバン先生の戦いも壮絶。人の心を演劇として作り上げ伝えていくことの凄さを感じられるガラスの仮面はやっぱり凄い。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「ガラスの仮面」第十二巻。舞台「奇跡の人」が始まりました。もうもうもう‼️サリバン先生の「ヘレン…勝ちほこってそんなにうれしいの…?」からの「ヘレン!あんたは人間よ!人間なのよ……」の台詞に涙が出ました。感動しました。次巻へGO!です。

  • 南北

    「奇跡の人」の初日。姫川亜弓の演技で大成功となった。2日目は北島マヤが演じるヘレンは予想できない動きでサリバン役の姫川歌子を翻弄するが、すぐにマヤに合わせた演技に切り替えてくるところが大女優といえるだろう。公演が済むにつれてどちらも好評のうちに終わるが、姫川亜弓は自分の演技が完璧だと高く評されているのに母親の歌子が北島マヤを認めていることが納得できない。同じ舞台を2度描いているにも関わらず全く別物のように描いている点は美内先生のすごいところだと思った。漫画を読んでいるのに観劇しているような感銘を受けた。

  • しゅわ

    レビュー寄付をきっかけに、一念発起!少女漫画のいわずとしれた名作!を再読中。亜弓さんの“完璧なヘレン”に続き、マヤのヘレンが始まります。女優としてやりがいを感じる歌子さんに舞台を任せちゃう小野寺先生だけど…以前、演劇コンクールで「演劇精神に反する」と物申した人とは思えないです。型破りなヘレンケラーが話題を呼び、日を追うごとに観客が増え、アカデミー芸術祭助演女優賞の最有力候補になるマヤ。葛藤する亜弓さんの真っ直ぐな姿勢が良いですね。授賞式に入ったところで巻が終わるから、止まらなくなっちゃうじゃん(涙)

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