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朝比奈さんの弁当食べたい 2 Hj文庫

羊思尚生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798631714
ISBN 10 : 479863171X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
U35 ,  

Content Description

これはきっと、運命じゃない、けど。優等生な朝比奈さんと世間的には不良な誠也は、日本とアメリカという遠距離ながら交流を続け、さらに仲を深めていた。一方、誠也の後輩である結衣は大好きな先輩が幸せに向かう姿を喜びながらも、彼の幸せと自身の想いの板挟みにあっていた。そこには、過去に結衣が誠也と交わした、ある約束も関わっており―三者三様の『今』と『過去』が絡み合い、歪で美しい青春を紡ぎだす。「私のことを、絶対に好きにならないで」不器用な彼らの贈る学園青春物語第二幕、開演。

【著者紹介】
羊思尚生 : HJ小説大賞2020前期にて『朝比奈さんの弁当食べたい』が受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    日本とアメリカで遠距離ながら交流を続け、さらに仲を深める優等生な朝比奈亜梨沙と世間的には不良な誠也。一方、誠也の後輩・結衣の複雑な想いが描かれてゆく第二弾。遠距離でも連絡を取り合い、積み重ねてゆく想いを実感しながらも、ふと不安を感じてしまう亜梨沙。掘り下げられる結衣と誠也の出会いから今に至るまでの過去、そして大好きな先輩が幸せに向かう姿を喜びながら、彼の幸せと自らの想いの板挟みに悩む結衣。向き合うのは簡単ではなかったと思いますが、自身の中で決着は付けられたのかな…だからこそ絶望的な間の悪さが辛かったです。

  • 真白優樹

    日本とアメリカという遠距離ながら誠也と亜理沙が交流する中、後輩の結衣の中で二つの心が揺れ動く今巻。―――届かなくともあなただけに。私だけの特別を。 誠也達のお店の過酷さも描かれ更に深淵に突っ込んでいく中、結衣の思いが描かれる巻であり、ずっと一緒にいた後輩だからこそ諦めきれぬ彼女が頑張る、闇があるからこそ瑞々しさがある巻である。果たして、最悪なタイミングでの来訪者は何を齎すのか。世界の裏の闇の中、どうやら偶然というものに嫌われているらしい彼等はどうなってしまうのか。 次巻も須らく期待であるべし。

  • シノミヤユウ

    青く痛切な葛藤は痛ましくて、読むだけで胸を押し潰されるよう。そんな儘ならない青春譚だからこそ面白い!1巻では深く語られなかった、結衣の想いと過去。彼女の視点で追う内に、彼女にとって誠也がどれだけ大切な存在か伝わってくるんですよ。二人で過ごした月日の分、彼女の裡に蓄積した想いは、重くて、痛いほどに純粋で、目頭が熱くなりました。もっと巧い方法があるのかもしれないけれど、他者と向き合い、傷を負いながらも足掻く、不器用な彼らの痛切さと眩しさに心を抉られる。成長途上の彼らが、今後何を想い/語るのかとても楽しみです。

  • らいら

    びっくりするぐらい、攻めまくりの展開だったぞ。 今巻は結衣編。結衣と誠也の過去から現在に至るまでの関係を描いた上で、過去の経緯から結衣が現在の誠也との関係に思い悩むお話。 なのだけど、結衣と誠也の過去の関係が、相当にヘビィ。で、過去のヘビィな状況を丁寧に描いた上で、結衣が母親や誠也に対し、自身の感情の方向性を定めていく所が丁寧に描写されており、心に響く作品な所が、個人的にとっても良かったです。 しかし、最後の展開のタイミングの悪さは中々。次巻にはとても期待です。

  • t_hirosaki(t_hirosaki)

    あれ恋愛感情だったのか…。複雑な感情がごにょごにょしたり突如肉体関係が発生したり読み応えのある一冊でした。ラストの引きからこの物語が「ただのラブストーリー」に変化するのだとして、いやせんのかもしれんがするのだとして、それで失われる滋味と、新しく生まれ出でる理想、すなわち子どもはこんなことで悩むべきではなくただ己のためだけに心を擦り減らすべきだという理想を秤にかけたとき、どちらがよりよいと言えるのだろうな、などと考えました/最初ビミョーな輩かと思わされたやつらもちゃんと人間味が与えられてよかったですね

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