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米軍カラーフィルムが捉えた日本軍の艦船・航空機・軍事施設

織田祐輔 (Book)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784802215510
ISBN 10 : 4802215517
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

太平洋戦争中および戦後、米軍はガンカメラなどビデオカメラを用いて、日本軍の艦船・航空機・軍事施設をカラーフィルムで撮影していた。
これら米軍撮影の映像は米国立公文書記録管理局(NARA)に保管されているが、その多くは撮影対象や日時などが未分類のままである。
著者はこのような映像を戦闘報告書とともに取り寄せて解析し、映っている艦船・航空機・施設の詳細や日付、場所を明らかとしている。
本書は著者の映像解析結果と解説をまとめた記録集。
2024年に発見された「カラーフィルムが捉えた戦艦『大和』」をはじめ、多様な軍艦・艦艇・船舶、航空機、飛行場や港湾など軍事施設のカラー映像の写真(一部モノクロ)を収録する。


【著者紹介】
織田祐輔 : 1986年、兵庫県生まれ。高知大学人文学部卒。日本中世史専攻。小学生から太平洋戦争に関する書籍を読み始め、特に航空戦史に興味を持つ。2011年、大分県宇佐市の郷土史研究団体である「豊の国宇佐市塾」のメンバーとなり、米国立公文書館所蔵の映像史料の解析を開始し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roatsu

    米国のNARAにアーカイブされている対日戦の軍用機ガンカメラ映像に文書史料との突合を通じて日時や場所等の詳細比定を試みた一冊。丹念で地道な検証作業に頭が下がる。日本人としては怒りを覚える敵国の記録だが、敗北した我が国の写真・映像、それもカラーのものなど望むべくもない全滅の戦場や進んだ映像技術でこそ残せたかつての戦いの瞬間を封じ込めた記録として先の我が国の戦争を正しく知る必見の視覚的資料と言える。構成は時系列だが、対象映像はほぼ米空母とその艦載機の記録のみなのでそれらが作戦した戦場に限定され、網羅性はない。

  • 高木正雄

    かなり鮮明な画像もあり、宇佐では逃げ惑う兵隊の人影もわかり、145頁では流星の乗組員まで見える。ここまで本土に何度も何度も来られたら日本軍は制空権をどう考えているのかと情けなくなる。最後の参考文献も圧巻だ。いつか映像もみてみたい。この本に出てくる日本軍はほとんど海軍だか、在支米空軍のガンカメラの映像はないのだろうか。一号作戦なんか見てみたいのだが

  • のりっく@泡沫戦史研究所(SNSは多重次元宇宙)

    米国国立公文書記録管理局(NARA)に保管されている米軍が撮影したカラーフィルムを解析し、日米双方の戦闘記録と照合して日付、場所、艦船名、航空機や部隊名、施設を明らかにした労作です。 これはいかんです。丁寧に見ているとたちまち時間が溶けてゆきます。気になるところに付箋でも貼ろうものなら、そこから先は「沼」です(笑)

  • げんさん

    撮影対象、日時、場所などを、日米両軍の記録から照合した大変な労作。これを世に出した筆者に深い敬意を表したい。映像ほどではないものの、掲載されたいずれの写真からも迫力が感じられた。ただ、大戦末期の記録が多く、記録媒体の中心が航空機のガンカメラなので、日本人としては心が痛むものが多かった。

  • kaz

    米国立公文書館に眠る未整理の資料を解析し、太平洋戦争期の日本軍の姿を再構成。あまりクリアではないが、悲惨さは伝わってくる。図書館の内容紹介は『米国内に眠る日本軍兵器を映した映像解析結果と解説をまとめた記録集。カラーフィルムが捉えた戦艦「大和」をはじめ、多様な軍艦・艦艇・船舶、航空機、軍事施設の映像の静止画を収録する。「丸」掲載記事を基に単行本化』。

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