織島かのこ

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本

弱虫ハムスターは夏の神様の夢を見る ことのは文庫

織島かのこ

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784867167755
ISBN 10 : 4867167754
フォーマット
：
本
出版社
：
マイクロマガジン社
発行年月
：
2025年06月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
前田ミック ,  
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

物心ついたときにはアガリ症で目立たないように生きてきた女子・紬と、生まれてこの方緊張したことがなく、とにかく明るく生きてきた男子・瀬那。かつて瀬那が野球の試合で見せた物おじしない姿に感動した紬は、自分が勇気を出したいとき、その姿を「神様」として思い出し、心の中で拝んでは気持ちを奮い立たせる毎日を過ごしていた。高校で同じクラスになった二人だが、ある日大ピンチに陥った紬は「神様」である瀬那に「とんでもないお願い事」をしてしまい…！？瀬那のペットのハムスターのようないたいけネガティブ系女子と、お日様のように明るいポジティブ系男子が出会うとき、彼らは自分たちも知らなかった「もう一人の自分」の姿を見ることになる―。京都を舞台に繰り広げられる、ネガ×ポジ炸裂のヒューマンラブコメディ！

【著者紹介】
織島かのこ : 京都府出身。２０２３年「ビューティフルワールド」で第１５回ＧＡ文庫大賞《銀賞》受賞、「甘党男子はあまくない〜おとなりさんとのおかしな関係〜」で第８回カクヨムＷｅｂ小説コンテストライト文芸部門《大賞》《ＣｏｍｉｃＷａｌｋｅｒ漫画賞》Ｗ受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • 合縁奇縁 さん

    読了日：2025/07/02

    『遠くから拝んでいるだけでよかった。だって彼は私の、大事な神様だから。アガリ症のハムスター（？）と陽キャな神様（？）は果たして恋に落ちるのか!?京都発！ ネガ×ポジ炸裂ラブコメディ!』物心ついた時にはアガリ症で目立たないように生きてきた女子・紬と、 生まれてこの方緊張したことがなく、とにかく明るく生きてきた男子・瀬那。かつて瀬那が野球の試合で見せた物おじしない姿に感動した紬は、自分が勇気を出したいとき、その姿を「神様」として思い出し、 心の中で拝んでは気持ちを奮い立たせる毎日を過ごしていた。高校で同じ

  • よっち さん

    読了日：2025/06/22

    アガリ症で目立たないように生きてきた女子高生・紬が、密かに神と拝んできた瀬那にアガらない方法を教えてほしいと協力を依頼する青春小説。かつて瀬那が野球の試合で見せた物おじしない姿に感動して、自分が勇気を出したいとき、心の中で拝んでは気持ちを奮い立たせる毎日を過ごしていた紬。そんな彼女が選択授業の音楽で歌を歌う試験に絶望して、うっかり瀬那にお願いしてしまう展開で、最初は紬を家で飼うハムスターに似ていると思った瀬那でしたけど、いつの間にかお互い意識するようになって、少しずつ変わっていく関係が甘酸っぱかったです。

  • 和尚 さん

    読了日：2025/07/13

    緊張しない秘訣を教えてください。 そんなお願いを、ネガティブな女の子の紬が、その明るさから一方的に神様と思って崇めていたポジティブ男子、瀬那にそう頼んではじまる青春物語。 二人とも良いキャラしてて良い、瀬那の純正の陽キャもいいけど、紬の純粋な信仰心とか、端々のワードセンス好きすぎる。 そして、瀬那目線で見ていても可愛いし、そんな紬に友情から恋に変わっていく様子もドギマギしていく変化も、紬の変わろうとする意思も、読んでてすごく心地よかったです。 終わりの短編二つもとても好きでしたね。面白かったです。

  • わたー さん

    読了日：2025/06/21

    ★★★★★面白かった。著者買い。緊張しいのせいで人生の大事な場面で思ったような成果を出せてこなかった主人公。音楽の授業にて、皆の前で歌わされる音楽の試験が控えていることを告げられた彼女は、テンパった挙句、密かにそのクソ度胸を神と拝んでいたヒーローにアガらない方法を教えてもらおうとすることから始まるラブコメ。超ネガティブ女子と超ポジティブ男子という正反対なふたりの全然噛み合わないやり取りが非常に楽しかった。そんな二人が交流を続けていくことで互いに影響を与えていって、最後の最後、二人の関係を決定づける場面で

  • サキイカスルメ さん

    読了日：2025/06/21

    ポジティブすぎる男子×ネガティブすぎる女子。物語に一切の悪意がなくて、だからこそ2人の関係性がどうなっていくかに集中できました。仲良くなるところから恋を自覚し両片想いへの発展というものが、男女それぞれの視点と感情を描きながら進んでいくの最高でした。仲良くなりたいという気持ちだけでグイグイ引っ張っていってくれる芳川くんと、必死に対応する紬ちゃんという可愛い2人から、後半では紬ちゃんが今まで彼と接して得た自信と行動力によって彼女の行動で2人の関係が引っ張られる逆転現象が本当に良かったです。

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織島かのこ

京都府出身。２０２３年「ビューティフルワールド」で第１５回ＧＡ文庫大賞《銀賞》受賞、「甘党男子はあまくない〜おとなりさんとのおかしな関係〜」で第８回カクヨムＷｅｂ小説コンテストライト文芸部門《大賞》《ＣｏｍｉｃＷａｌｋｅｒ漫画賞》Ｗ受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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