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公安検察 私はなぜ、朝鮮総連ビル詐欺事件に関与したのか

緒方重威

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062156127
ISBN 10 : 4062156121
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan

Content Description

「公安検察」の裏面史を知り尽くしたエキスパートにして、高等検察庁検事長まで務めたエリート検事はなぜ、朝鮮総連ビル詐欺事件で逮捕されたのか。転落したエリート検事、覚悟の緊急出版。

【著者紹介】
緒方重威 : 1934(昭和9)年、愛知県生まれ。早稲田大学第一法学部卒。23歳で司法試験に合格し、検事任官。札幌地検、東京地検などを経て、公安調査庁調査第二部長として在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の調査を担当する。最高検察庁公安部長、公安調査庁長官を経て、1995(平成7)年に天皇の認証官である仙台高検検事長に。広島高検検事長を最後に定年退官し、弁護士となる。2005(平成17)年、瑞宝重光章を受章。2007(平成19)年、朝鮮総連本部ビル売却を巡る詐欺事件で東京地検特捜部に詐欺容疑で逮捕、起訴された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ジョナ

    友人に勧められた図書館本。検察に陥れられた、元・公安調査庁長官の告白。ニュースなどで一方的に伝えられる情報より、よっぽど信頼できた。しかし、全てを鵜呑みにしてはいけない。常にメディアリテラシーを意識しないと、この国では何が正しくて何が正しくないかは、判断できないようになっているようになっているから。自分で得た生きた情報と照らし合わせ、情報ソースを突き止めることが大事。感想とは逸れたけど、興味深い本だった。

  • ひとまろ

    本書を読むまでは緒方元長官が国賊なのではないか? と思っていた。 本書の通りであればそれは少し違った思い込みだった ように思う。 当時のニュースでは多くの人が目を疑ったし 信用失墜とまで思われていたはずだ。 本書は本人からの告白本だが仮にこのとおりであったとしても はたまた違っていたとしても事件のストーリーとしては 興味深い内容であった。 そして本人も自覚しているとおり恥であり なんとおろかなお人好しであろうか。。。

  • TAM

    真実と事実が違うんだと言う事、人生においてどんな人間でも簡単な罠にかかってしまう事があるという事を実感させられた。公安検察の内容がもう少し紹介されていればもっと面白く読めたと思う。著者の境遇は解るが、無実の主張にさばくページが多すぎると感じた。 ============================================================     上記は当時の感想だったが、前田元検事のFD改ざん事件の後で、なるほどと思わされた。

  • matsu04

    新聞等の報道を見る限りでは、あまりよく分からんが悪い奴だと思っていたのだが、これを読むと、事件は検察による国策捜査だったのだと言う。

  • リョウ

    この程度の人物が公安検察、高検のトップに座っていたということに驚く。それだけ、検察という組織は個人のツメの甘さも補ってしまうのか。仮に著者が書いていることが真実だとしても、財産隠しであることははっきりしていたし、それもペーパーカンパニーを使って不動産を避難させるなんてグレーを通り越して完全にブラックのような気がするのだが。

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