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  夏目友人帳 32 「ヘチャムクレぬいぐるみ」付き特装版 花とゆめコミックス

  ¥1,980 Japan Edition Limited Edition April/2025Released

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 眠る山猫屋

  読了日：2025/04/06

  名取が夏目に静かに語る、妖かしとの関わり方。多くの妖を祓ってきた名取は、もはや夏目のような関わり方をできなくなっているのだなぁ。後悔は無いとしても、少し寂しさが残るのだろうなぁ。夏目のように袖擦り合うような自然な関わり方は祓い屋には難しい。そして後半は、迷い込んだ時間を移動する妖に巻き込まれるエピソード。居場所があることの幸せを噛み締めたお話。

• がらくたどん

  読了日：2025/04/24

  つい先日、夫が俄かに「本屋に連れて行って欲しい」（←過保護っぽいですが心臓リハビリ期間のため自力では行けません）というので何事かと思ったら「夏目新刊！！」だった。術後鬱からのV字回復を感じますな♪当然の権利で私がお先に（笑）ヨカですよ今作特に。メインの中篇は「旧家蔵もの」当主没後、開かずの蔵（なんとも萌える響き♪）から怪しい気配がとの依頼を受けた名取さんに夏目君（＋斑師匠）が同伴しイチャイチャも控え目に挑みます。結構本格的な隠し呪具＆人の業噺で怖いです( ﾟДﾟ)併載は藤原家舞台の時空大冒険♪表紙に注目！

• neimu

  読了日：2025/04/13

  妖怪（あやかし）が見えるということが、敵対することなのか、祓うことなのか、隣に居るということ、隣人や友人であり得るということとは･･･。「見える」事の意味について、師と弟子との関係について、色々考えさせられる内容だったが、重く苦しいものではなく、読んでほっとさせられる、人間の弱さをすくい取って受け入れてくれる心地よさに満ちていた。やっぱり夏目の世界は良いなあ。知り合いはオカルト漫画というけれど、やっぱりファンタジーの度合いが強いと思うのだが…。人間の心理に分け入って妖怪を絡めるあたり、深みがあるよ。

• FUKUSUKE

  読了日：2025/04/04

  第128〜130話「蔵は閉じられた」と第131〜134話「見知らぬ我が家」の二つを収録。「蔵は閉じられた」は、レイコらしき女性が描かれた絵の謎を追うべく夏目と名取は拓磨のもとへと訪れる。そこには、呪われたものがあるため長年閉じていた蔵のことを気にする女性、岩見がいた。既に見る力を失った拓磨から依頼をうけて蔵へと入った夏目と名取だが……。柊と掛け軸の妖との関係が重なって、じんとくる。「見知らぬ我が家」は時を渡る妖を退治しようとした大妖が間違って夏目をぬいぐるみに封じてしまい……。藤原家の温もりを感じるお話。

• mahiro

  読了日：2025/04/07

  特装版購入、付録のぬいぐるみ…何やこれニャンコ先生のできそこない？と思って作品を読むとなるほど〜となるニクい演出、いいね。拓磨、その師と岩見の想いと感情の食い違い？の結果の呪い。屋敷の掛け軸や蔵の中の暗がりに潜む妖しの者のゾクッとする瞬間の描写が上手いなぁと思う、ゾッとするけどホラーじゃない味わいがあるのはこの作者ならでは。

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