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魍魎探偵今宵も騙らず 1 Mf文庫j

綾里けいし

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046826596
ISBN 10 : 4046826592
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

常世とこの世が完全に繋がって五年――。
人の世は姿をがらりと変え、魑魅魍魎がそこかしこにあらわれて混沌と化していた。
無論、妖怪絡みの犯罪は後を絶たず、その解決を生業とする者が出てくることは必然で。
『魍魎探偵』
そう呼ばれる男は、今宵も助手の美少女とともに妖に関する事件に向かう。
依頼人からの手紙にはこうあった。
「自分は人魚です。このままでは喰われる。助けてください」と。
しかし向かった先の旧家では、人魚はもう何年も前に食べてしまったらしく‥‥。
魍魎探偵が騙る、事件の真相とは――?

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    常世とこの世が完全に繋がって十年。幽霊も妖怪も幻獣も精霊も、あらゆる怪異が人間の隣人と化した世界。魍魎探偵の皆崎トヲルが助手のユミとともに妖に関する事件に対峙する怪奇ミステリ。魑魅魍魎があちこちに現れて混沌と化す世の中。後を絶たたない妖怪絡みの犯罪解決を生業とする皆崎トヲルとユミ。彼らのもとに届く助けを求める人魚の手紙と旧家の家族たちの因縁、殺された死なない件、出没する鬼と近辺で人死にが多すぎる村、迷い家の主人、ユミに憧れる狐のあやかし。因縁も掘り下げられてゆく二人のかけがえのない絆が印象的な物語でした。

  • わたー

    ★★★★★この外連味とおどろおどろしさ、ああ綾里けいし先生の作品を読んでいるなと感じさせてくれるもので非常に良かった。第一回MF文庫J evoの受賞作。現世と常世が混ざったことで妖怪が跋扈し、国外に出ることができないことで科学が急速に廃れていった日本を舞台に、常世の裁定者たる「魍魎探偵」皆崎トヲルと美しき化け狐の少女ユミが、妖怪にまつわる「騙り」を解決していく伝奇ミステリ。人魚、件、迷い家といった割とポピュラーな妖怪を題材に、「人魚の肉を食べると不老不死になる」などのそれらの理を踏まえたうえで、

  • 和風ファンタジーものは好きです。最後はハッピーエンドでよかった。

  • 燃え尽きタコ

    面白かった。一つ一つの短編も良かったし、最後のユミさんの感情とか行動本当好き。やっぱ狐ヒロインって最高だと思う。 あと文章が独特、こう言ったのも好き。

  • 冬野

    リズミカルでシニカルでちょっとシュール、ほんのりクレイジーで猥雑な探偵譚。常世と現世が混じり合い、怪異が隣人となった世界は明治とか大正あたりの時代感。一冊で綺麗にまとまっていた。皆崎とユミの恋愛にならない男女バディがよい。お互い飄々としているようで、重めの感情を向け合っていることが徐々に明らかにされてグッと来た。文量の割に設定が多く飲みこみきれない部分もあったが(皆崎の容姿が変化する設定は必要だったのかなど)、最後に回帰する着地はとても好きです。謎解き部分もぶっ飛びつつ筋が通っていて楽しめた。星:4/5

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