迷路館の殺人 講談社文庫

綾辻行人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062763974
ISBN 10 : 4062763974
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
追加情報
:
15cm,477p

商品説明

それでも読者(あなた)は騙される!?
シリーズ随一の離れ技(アクロバット)

犯人は誰か?作者は誰か?
密室と化した地下迷宮で繰り広げられる連続“見立て殺人”!

奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた4人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった!周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第3作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作!

※初刊、1988年9月講談社ノベルス。本書は1992年9月に刊行された講談社文庫版を全面改訂した新装改訂版です。

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館シリーズでは、十角館と並んで好きです。...

投稿日:2021/07/12 (月)

館シリーズでは、十角館と並んで好きです。ミステリとして成り立っていることはもちろんですが、館の構造といい、わくわくさせられます。

sissy さん | 不明 | 不明

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やられた!と思ったらさらにやられる、本当...

投稿日:2018/12/16 (日)

やられた!と思ったらさらにやられる、本当に面白いミステリー。館シリーズの中で一番好きな1冊。うまく書けないけど読後感が半端ないです。

しおようかん さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    作中言及の"過剰なもの"を感じさせる本格ミステリでありつつ、氏独特の"軽さ"が同居した名作。この時期のバランス感覚は本当に素晴らしい。改めて読むと非常に良く練られており、数時間の間に何人も殺されるスピ―ディーな展開に目を奪われて、考える間も惜しんで先に読み進めたくなるように出来ている。それ故にラストの仕掛けが破壊力を増す。あとがきを読んで感じるが、時計館辺りまでの氏の作品には、アウトサイダーとしての"狙い"やメッセージ性が強く宿っているのか。新本格が飽和し、大家となった今には出せない挑戦者精神に溢れている

  • nobby さん

    作中作という手法を使ってのトリックは分かったんだけど犯人は無理だろう…エピローグでのバラシには衝撃があった。それにしても、小説ならでは文字を使っての遊びが素晴らしい!綾辻作品読む度に、クイーンとかクリスティとか改めて読もうかなぁと感じる。後は、親指シフト分かる世代だった(笑)

  • 勇波 さん

    鹿谷門実先生初登場。。トリック、舞台設定は相変わらず前二作の館シリーズに匹敵する面白さです。二重、三重と騙されましたよ。でも個人的には水車館のような割り切れない雰囲気も欲しかった★

  • mae.dat さん

    「迷路館」……もう、タイトルからズルいぢゃん。って思うじゃん。思ったもん。でもね、そんな事は全然問題なかった。何回どんでん返されるのよと。地獄車ですか?プロローグ、エピローグも、他の物語とは違う風合いで凝っている。良い。凄く良い( ¨̮ )。「wwh」の解き方は速攻で分かった故、即座に調べたもん。そしたらさ……ズレてただよorz。まぁ良いけど。本書の設定は無理あるんじゃない?と思いながら読み進めましたが、顛末は興奮覚えましたし、超好き。後、旧版の解説にある折り紙も凄い。

  • しんたろー さん

    館シリーズの第3弾だが、順番を間違えて読むのは5冊目。相変わらずサービス精神旺盛で創意工夫がテンコ盛り…地下に造られた迷路の館、探偵小説家の奇想天外な遺言、作中作による謎、不可解で奇妙な犯行などゾクゾクする設定を惜しみなく注ぎ込んで楽しませてくれた。何ヵ所か先読み出来てしまった部分もあるが、それはフェアに読者へ挑戦している証でもあるし、そんな事は補って余りあるサプライズを連発する終盤で満足して読了。淀みない展開や練られた構成で400ページ強もスッキリと読み易く「新本格」の旗手と言われる力を見せつけられた。

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人物・団体紹介

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綾辻行人

1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。これを引き金に巻き起こった「新本格ムーブメント」は、推理小説界の一大潮流となった。92年には『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズを代表とする本格ミステリを書き

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