自薦THEどんでん返し 双葉文庫

綾辻行人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575518931
ISBN 10 : 457551893X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
278p;15

内容詳細

十七歳年下の女性と結婚した助教授。妻が恐るべき運命を告白する…。ベストセラーを目指せと、編集長にたきつけられた作家はどこへ…。完璧なアリバイがあるのに、自分が犯人と供述する女子高生の目的は…。貸別荘で発見された五つの死体。全員死亡しているため、誰が犯人で誰が被害者なのか不明だ…。推理作家が、猟奇殺人の動機を解明すべく頼った人物とは…。独身の資産家を訪ねた甥。その甥には完全犯罪の計画があった…。六つのどんでん返しが、あなたを虜にする。

【著者紹介】
綾辻行人 : 1960年、京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。87年に『十角館の殺人』でデビュー。“館シリーズ”他で新本格ムーヴメントの嚆矢となる。92年、『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞を受賞

有栖川有栖 : 1959年、大阪府生まれ。同志社大学卒。書店勤務を経て、89年『月光ゲーム』でデビュー。論理性を重視する本格推理作品を手がける。2003年、『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞を受賞、2008年、『女王国の城』で本格ミステリ大賞を受賞

西沢保彦 : 1960年、高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。95年に『解体諸因』でデビュー。奇抜な設定と論理性を両立させた作風で、本格ミステリとSF的手法を融合させた作品も手がける

貫井徳郎 : 1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。93年、鮎川哲也賞最終候補作の『慟哭』でデビュー。2010年、『乱反射』で第六三回日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞

法月綸太郎 : 1964年島根県生まれ。京都大学法学部卒。88年に『密閉教室』でデビュー。ロジカルかつ大胆な着想で本格ミステリを生み出す。2002年、「都市伝説パズル」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年、『生首に聞いてみろ』で本格ミステリ大賞を受賞

東川篤哉 : 1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒。2002年、カッパ・ノベルス新人発掘シリーズの一冊『密室の鍵貸します』でデビュー。11年、『謎解きはディナーの後で』で本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナルピーチ さん

    「自薦」とは、自分自身を推薦することである。ミステリー界の重鎮、6名の作品が詰まったアンソロジー。各著者のお勧め作品という事でどの話も内容盛り沢!綾辻先生、ホラー感満載です😱有栖川先生、働き方改革に逆行してます😂西澤先生、手段を選べません🙇貫井先生、予測不能過ぎです😵法月先生、オチに驚愕です😭東川先生、探偵さんの名推理にナイスです👍と、一言コメントですみません😆

  • 夢追人009 さん

    冷静に考えると「どんでん返し」は非常に困難な命題ですが流石に一流作家の皆さんが自薦された傑作集とあって様々な面で「そう来たか!」と感嘆させられましたね。私のベストは文句なしに異色ホラー「再生」です。『再生』綾辻行人:そっちかい!整形手術があるさ。『書く機械』有栖川有栖:大作家養成ギプスだ!『アリバイ・ジ・アンビバレンス』西澤保彦:殺人動機が異常過ぎ!『蝶番の問題』貫井徳郎:行動の僅かな違和感。『カニバリズム小論』法月綸太郎:食事時に読まないで!『藤枝邸の完全なる密室』東川篤哉:アバウトな探偵に敗れる皮肉。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    6編のアンソロジー。タイトルで読んでみたけど4/6は既読だった。一番よかったのは西澤さんの作品でした。

  • chinayo さん

    タイトルのセンスが好きではないが、どの作者の作品も面白く読めた。

  • nobby さん

    この作家陣容での自薦にハズレがある訳がない♬“どんでん返し”というより最後に「おぉっ!」って感じ(笑)綾辻さん:貫禄のホラー展開から思わず「そっちか!?」と叫ぶラスト。有栖川さん:ありえそうなSF設定から「やっぱり…」な読後感モヤモヤ。西澤さん:反転の推理から導かれる真相が物悲しい。貫井さん:吉祥院達によるガチなミステリにクスッと出来るが少し物足りない…法月さん:初読みがカニバリズムとは(笑)眉ひそめる事実明かされてからの見事なオチはお見事!東川さん:密室をしっかり組み立てた上での最後の一言が潔くて爆笑!

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人物・団体紹介

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綾辻行人

1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。これを引き金に巻き起こった「新本格ムーブメント」は、推理小説界の一大潮流となった。92年には『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズを代表とする本格ミステリを書き

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