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暗黒館の殺人上

Yukito Ayatsuji

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061823884
ISBN 10 : 4061823884
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2004
Japan

Content Description

九州の山奥にある異形の館、暗黒館。浦登家のその屋敷に招かれて訪れた中也は、〈ダリアの日〉の奇妙な宴に参加する。その席上、怪しげな料理を饗された中也の身には何が。続発する殺人事件の“無意味の意味”とは。

【著者紹介】
綾辻行人 : 1960年、京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院博士後期課程修了。京大推理研究会所属、在学中の87年、『十角館の殺人』でデビュー、新本格推理の旗手として注目を浴びる。92年には「館」シリーズの『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    館その7。感想は下巻にて。

  • とくけんちょ

    とんでもなく長大な作品。始まりは今までの作品の集大成のような始まり。上巻だけで600ページ、しかし、物語の進行はゆっくり。なぜか建物図面のついたミステリーは、ワクワクします。登場人物は個性的?な人物たち。上巻では、準備が整えていったご様子。一気に下巻を堪能しましょう。

  • オーウェン

    館シリーズ最長の長さになる7作目。 8年かけたというだけあり、細部を含め凝りに凝っている。 殺人が起きるのでミステリは勿論なのだが、綾辻さんの特性でもあるホラー色がかなり出ている。 暗黒という名前通りに、 どこか靄がかかったような雰囲気が特徴。 そして何よりもダリアの夜の宴の異様さ。 視点になる中也が巻き込まれるように参加させられる形。 江南は事故に遭いしゃべれないし、鹿谷門実に至っては姿すら登場しない上巻。 当然犯人も分からないため下巻待ちだが、この異様な雰囲気は紛れもなく館シリーズのそれだ。

  • まるほ

    『迷路館の殺人』を読了し、次の館シリーズを早く読みたいと思い、図書館で予約してみたが、文庫版だと最低一ヶ月は待たされる模様。ならばノベルズ版でいいや、と手にした次第。▼手にしてまず驚愕。厚さ約35mm超の654ページ!しかも2段組み!読み始めて驚愕。今回の館は、既存の館シリーズよりもおどろおどろしいホラーテイスト。登場人物も、シャム双生児の姉妹やら早老症の少年やら精神的にイッてしまっているご婦人やら、一癖も二癖もある者ばかり。400ページを超えた第三部で、漸く第一の殺人が起きる!▼”ダリアの宴”とは何?

  • かのこ

    再読。館シリーズ七作目にして集大成的な大作。“暗黒館”といういかにもなネーミングの館を舞台に、正攻法で勝負してきたな…という印象を初読時受けた気がする。あちこちに仕掛けられたこれまでの館にまつわるネタがシリーズファンにはたまらない(≧▽≦) この作品再読で、こういう真相のはず…というのをなんとなく覚えているのだけど、進んでいく物語に、覚えている真相がどうもぴったりこない…再読だけど上巻は???がうかびまくり。また驚かせてもらえる!という期待を胸に(笑)下巻へ。

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