この銀盤を君と跳ぶ either lion or fairy remains on the ice

綾崎隼

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041142868
ISBN 10 : 4041142865
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
綾崎隼 ,  
追加情報
:
376p;19

内容詳細

二人なら、世界の頂点を目指せる。二ヵ月後にオリンピック開幕を控えた、全日本フィギュアスケート選手権。この大会には日本女子フィギュアの歴史を変える選手二人が揃った。卓越したセンスと表現力を持つ完璧主義者・京本瑠璃。圧倒的身体能力でジャンプの限界を超越する雛森ひばり。波乱続きの競技人生を送る彼女たちをこの舞台に導いたのは、それぞれのパートナーだった。片や、運命が出会わせた師弟。片や、幼馴染みの選手同士。強く結びついた女性二人×二組がひとつの五輪出場権をかけて対峙する。

【著者紹介】
綾崎隼 : 1981年新潟県生まれ。2009年、第16回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”を受賞し、受賞作の『蒼空時雨』で翌年デビュー。21年、『死にたがりの君に贈る物語』で第1回けんご大賞“ベストオブけんご大賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    表紙絵&タイトル&内容が気になり読みました。綾崎 隼、初読です。本書は、近未来新潟冬季五輪フィギュアスケート女子代表選考青春譚の感動作でした。フィギュアスケートを好きな方は、十分楽しめると思います。しかし主人公が二人ともヒールだとは思いませんでした。もう少し文章が洗練されていれば、尚良かったと思いますが、本番の新潟冬季五輪篇も読んでみたいです。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322307000235/

  • ゆみねこ さん

    冬のオリンピックを目指すフィギュアスケート選手たち。卓越した技術とセンス表現力の京本瑠璃と圧倒的な身体能力で限界超えのジャンプを持つ雛森ひばり。彼女らを支えるパートナーである振付師とコーチ。二人三脚で目指す2030年のオリンピック。面白くて一気読み。女子フィギュア、6年後に男子を超えるようなスコアが!😅 綾崎隼さん、初読み。

  • konoha さん

    今回のテーマはフィギュア。圧倒的な才能と強いキャラを持つ2人のヒロイン、瑠璃とひばりの生き様を近くで支える朋香、泉美の視点から交互に書く。面白いのは、朋香と泉美も元フィギュア選手であり、挫折と葛藤を経てコーチを選んでいること。才能を支える側の心の動きを丁寧に書いている。瑠璃とひばりの大先輩である瞳の存在も良い。人生の困難がある中で、瑠璃とひばりがどう競技に挑んでいくのか気になり読み応えがあった。誰がオリンピック代表の座を射止めるのかという物語を引っ張る要素が終盤まで弱い気がするのは残念。

  • 萩 さん

    5年後の女子フィギュアスケート界を舞台にしたスポーツ小説。私がスポーツ小説に求めるものは@試合の臨場感Aキャラクターの良さB起伏にとんだ人間ドラマ、である。本書はBはともかく@とAがいまひとつ。@→最終章は詳細な試合描写、手に汗握る展開と盛り上がったがそれまでが淡々としすぎている。試合結果の羅列になっている。A→ダブルヒロイン制は好みなのに二人とも愛せない。1人は超傲慢で口が悪すぎ、もう1人は超気ままで移り気。可愛くない。B→人間ドラマとしては波乱万丈で良いが、文章や構成が上手に思えなくて読みづらかった。

  • tetsubun1000mg さん

    「本の雑誌3月号」で書評家松井さおりさんに紹介されていたのを参考に選ぶ。 フィギュアスケートに現れた二人の天才少女「京本瑠璃」と「雛森ひばり」の才能と成長の物語。 天性のバネと運動神経により圧倒的に抜きんでた二人だが、共に傲慢で協調性がない。 その二人をそれぞれコーチする江藤朋香と滝川泉美、30代で日本フィギュア界を背負う加茂瞳が立ちはだかる構図になっている。 二人の天才少女達のキャラが強烈なので段々と引き込まれていく。 最後の一枚のオリンピック切符を争う全日本選手権のシーンに凄い緊張感が伝わってくる。

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