Product Details
ISBN 10 : 4326102888
Content Description
万人が認める「種の定義」はまだない。なのに、生物学者たちは議論できている。なぜ?「種問題と、特に『種』という概念と、科学者がどうつきあっているのか」を明らかにする。
目次 : 第1章 種問題とは何か(形態学的(分類学的)種概念/ 生物学的種概念 ほか)/ 第2章 合意なきコミュニケーション(三つのケーススタディ/ 二論争物語―プライオリティの問題と同所的種分化の問題 ほか)/ 第3章 「よい種」とは何か(二重過程説とは何か/ 生物学者は種についてどう語るのか ほか)/ 第4章 「投げ捨てられることもあるはしご」としての種(一般種概念の構成要素を明らかにする/ 一般種概念と個々の種の定義の関係―精緻化 ほか)
【著者紹介】
網谷祐一 : 1972年生まれ。2007年3月京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。哲学博士(Ph.D.)ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)より取得。米ピッツバーグ大学(ポスト・ドクトラル・フェロー)、京都大学文学研究科(研究員)、東京農業大学生物産業学部准教授を経て、2019年4月より会津大学コンピュータ理工学部上級准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
