御社のチャラ男 講談社文庫

絲山秋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065338230
ISBN 10 : 4065338239
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
追加情報
:
368p;15

内容詳細

コロナ禍直前の2020年初頭に刊行され、各紙誌書評で絶賛された著者の“会社員”小説史上最高傑作ともいえる『御社のチャラ男』が、ついに文庫化!

チャラ男って本当にどこにでもいるんです。一定の確率で必ず。
すべての働くひとに贈る、新世紀最高“会社員”小説

社内でひそかにチャラ男と呼ばれる三芳部長。彼のまわりの人びとが彼を語ることで見えてくる、この世界と私たちの「現実(いま)」。

チャラ男はなぜ、あまねく存在するのか? 憎らしく、愛おしいのか?

【著者紹介】
絲山秋子 : 1966年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。’03年「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞、’04年『袋小路の男』で川端康成文学賞、’05年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、’06年『沖で待つ』で芥川賞、’16年『薄情』で谷崎潤一郎賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • W-G さん

    地に足がつかない不思議な読み心地の小説。話の方向性が曖昧というか、特にまとめる気もないのかもしれない。群像を様々な角度から描写して、受け止め方は読み手に委ねきったタイプの作品。人物の印象の変化のつけ方や表現に、ハッとするような含蓄が見られ、他作品は読んでいないが、きっとこれが著者の最大の武器なのだろう。であれば、こういう物語構成は大正解。私自身も刺さる場面がいくつもあった。これぞ"小説"という感じ。三芳部長のような人をチャラ男というのか、そこだけ私の認識とズレがあった。

  • ばう さん

    ★★★★侮っておりました。チャラ男が実は良いヤツだった的な話かと勝手に想像して読み始めたらとんでもない“会社員小説”でした。チャラ男が勤める会社の同僚達一人一人の視点で彼の人となりが語られていく中で、会社とは?生き方とは?これからの日本のあり方とは?などなど様々な事を考えさせられます。津村記久子さんのお仕事小説も好きだけれど、あちらは地上1.5Mくらいの高さから眺めた世界、という感じでこちらはしっかり地に足がついたリアルな世界により近い感じ。前々から気になっていたけれど絲山秋子さんて凄い。良書でした。

  • niisun さん

    絲山さんは、初めに『沖で待つ』を読んで、文体というか言葉のチョイスに惹かれて何冊か読んできましたが、最後に手に取った『ニート』がかなりエグい内容で、ちょっと距離を置いていました。『御社のチャラ男』は、見るからにエグくはなさそうなので久しぶりに読んでみました。会社に1人はいるというチャラ男を主人公に、同僚や家族の目線から描写する有りがちな構成ではありますが、解説で木内さんが書いているように、最後ではなく中盤にチャラ男本人の語りを入れたことで、最後まで面白く読めましたね。会社員の悲喜交々が良く描かれてます。

  • mayu さん

    初読み作家さん。装丁が好み。田舎にある小さな会社ジョルジュ食品の働く皆のチャラ男への印象が描かれた部分は個々に個性的で皆この会社に長くいたくないと不満を漏らす部分にはあるよねぇ、ある。と思うし、チャラ男本人の三芳部長はどう思っているのかまでくると、絶対わかりあえないねこれは(笑)と周りとの温度差にザワつく。このまま続くのかと思いきやだんだんチャラオトコの影が薄くなっていく運びは意外だった。諦め、客観的に自分の会社を見る視点、不満に溢れた今の時代のお仕事小説を味わえる一冊。

  • ぜんこう さん

    社内外の人が語る形でチャラ男こと三芳部長のことが表現される。 チャラ男も社長もとんでもない奴と思ってたら、途中でチャラ男本人の弁とかがあり、ちょっと見方が変わる…意外といい奴かも。 でも最後、会社の謝罪会見でチャラ男がキレたりして、話がというか会社が思わぬことに。 登場人物をちゃんと覚えられないまま読んだから、こんがらがったけど、社会の理不尽さに物申すみたいなのも多く面白かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

絲山秋子

1966年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。’03年「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞、’04年『袋小路の男』で川端康成文学賞、’05年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、’06年『沖で待つ』で芥川賞、’16年『

プロフィール詳細へ

絲山秋子に関連するトピックス

  • 小さな奇蹟が物語を彩る恋愛小説 52歳の非常勤講師小松の恋と、彼を見守るネトゲに夢中の年下敏腕サラリーマン宇佐美の憂鬱を描いた糸山秋子の新作『小松と... HMV&BOOKS online|2016年01月14日 (木) 15:14
    小さな奇蹟が物語を彩る恋愛小説

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品