幽世の薬剤師 6 新潮文庫nex

紺野天龍

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101802817
ISBN 10 : 4101802815
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
追加情報
:
240p;16

内容詳細

現世(うつしよ)と幽世(かくりよ)。想いは、世界を越えて。「白銀の愚者」月詠(つくよみ)の暗躍は、姉である「国生みの賢者」金糸雀(カナリヤ)を救うためだった。月詠の目論見通り感染怪異「幽世(かくりよ)の薬師」となった空洞淵霧瑚(うろぶちきりこ)は、彼女の求めに応じ、薬を処方する。だが、それは最悪の結果を招き‥‥。想い人を失い、悲嘆に暮れる御巫綺翠(みかなぎきすい)。想定外の事態に、戸惑い苦しむ霧瑚。二人の運命は再び交わるのか。現役薬剤師が描く異世界×医療×ファンタジー、第1部完結。

【著者紹介】
紺野天龍 : 1985(昭和60)年、東京生れ。2018(平成30)年、電撃小説大賞応募作「ウィアドの戦術師」を改稿・改題した『ゼロの戦術師』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さっちゃん さん

    シリーズ第1部完結編。月詠の深謀遠慮や空洞淵と幽世を繋ぐ因果が明かされる。「感染怪異」となった空洞淵は金糸雀を救うため薬を処方するが、空洞淵と綺翠にとって最悪の結果を招くことに…。/予想の範囲内の展開ではあるけれど、それでも互いを信じて何とかしようとする二人を応援せずにはいられない。後半「君の名は。」を思い出しつつ(笑)宮司からアレを受け取った時は「そうくるか!」と鳥肌がたった。幽世でできた仲間達も勢揃いで懐かしい面々も。ラストで大きな決断をした空洞淵。続く第2部ではどんな物語が紡がれるのか今から楽しみ!

  • よっち さん

    月詠の目論見通り感染怪異「幽世の薬師」となった空洞淵霧瑚。彼女の求めに応じて金糸雀に処方した薬。しかしそれが思わぬ結果を招いてしまう第6弾。姉である「国生みの賢者」金糸雀を救うために暗躍する月詠。思ってもみなかった事態に直面して、戸惑いどうするべきなのか葛藤する霧瑚。一方、ようやく通じあえた想い人を失い、悲嘆に暮れる御巫綺翠の決意。考えた末の結論はお互い揺るぎないもので、可能性を探るうちに明らかにされていく現世と幽世の繋がりがあって、確かな絆で結ばれた二人がたどり着いた結末にはぐっと来るものがありました。

  • らび さん

    瀕死の金糸雀を救うべく月詠の計画通りに事は運んだ。しかしその結果として空洞淵は「現世」に強制送還!ここからは幽世と現世双方視点で模索が続く。そりゃ戻るだろう・・誰もが期待する。第三の目を失った金糸雀ですがこれまでのようにはいかなくなりそうな気配。月詠がフェードアウト?いかなる騒動が待ち受けるのかシーズン2を楽しみに待ちたいと思います。

  • にぃと さん

    第1部最終巻。前巻の引きがだいぶ不穏だったので幽世崩壊もありえるのかと思っていたが、空洞淵くんに起こったのはそれ以上の出来事だった。道中どうなるかと思っていたが、最終的には幽世も綺翠との関係も落ち着くところに落ち着いた感じで一安心。第2部は8月末刊行らしく、思っていたより早くて助かるが、果たしてここからどんな展開になるのだろうか。さらにコミカライズも決定したとのことで、今後の進展、シリーズの展開も楽しみにしたい。

  • 色素薄い系 さん

    今回は起きる事件というよりも時間という世界の隔たりをいかにして越えるのかという部分がメインでした。空洞淵にとって現世は全く未練のない場所のようでこういう系では定番の戻るのか戻らないのかについての葛藤は最初からないので若干の予定調和感があったのはまぁ…金糸雀が千里眼を失くしてしまった事でこれから細々した事件が発生するようなので今後はそれに駆り出されるのでしょう。しかしいくら現世に心残りがないからって恩師にすら何も言わずに失踪(現世ではそうなるはず)なのはどうなんだとも思わなくもない。

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紺野天龍

1985(昭和60)年、東京生れ。2018(平成30)年、電撃小説大賞応募作「ウィアドの戦術師」を改稿・改題した『ゼロの戦術師』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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