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新コモンズ論 幸せなコミュニティをつくる八つの実践

細野助博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784805761885
ISBN 10 : 4805761881
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

理論と実践を通じた公共政策への提言が満載!コモンズの「拡充・創造」あるいはコモンズ活用の「社会実験」に関与する当事者が世に問う「新しいコモンズ創造」の実践テキスト。

目次 : 第1章 創造的なコモンズ―現代社会に必要な新しいコモンズ論/ 第2章 知的財産とコモンズ/ 第3章 世界農業遺産やラムサール条約湿地というコモンズを活用した地域価値の共創―宮城県大崎市・蕪栗沼ふゆみずたんぼプロジェクト他/ 第4章 アートとコモンズ―アメリカ社会における現代アートによるコミュニティ・エンゲージメント/ 第5章 都市とコモンズ―政府と市場をつなぐエリアセクターの構想/ 第6章 中心市街地の活性化とコモンズ―「まちづくり会社」による中心市街地の活性化とは何であったのか?/ 第7章 震災復興とコモンズ/ 第8章 地域連携とコモンズ―地方創生に向けて

【著者紹介】
細野助博 : 中央大学大学院公共政策研究科委員長・総合政策学部教授。日本公共政策学会元会長、(一社)日本計画行政学会会長、(公社)学術・文化・産業ネットワーク多摩専務理事、財務省財政制度等審議会委員

風見正三 : 宮城大学事業構想学部副学部長・教授。東京工業大学大学院博士後期課程修了、英国ロンドン大学大学院修了。博士(工学)、経営学修士、技術士(都市及び地方計画)。専門分野は、地域計画・コミュニティビジネス

保井美樹 : 法政大学現代福祉学部教授。米Institute of Public Administration、東京市政調査会、東京大学等を経て2004年より法政大学へ。エリアマネジメント、官民連携が専門。NY大学都市計画修士、工学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひつまぶし

    再読してみて、第1章のコモンズ論の整理における機会主義者の役割への着目、第4章のアートとコモンズの話、各種事例にはそれなりに面白いところもあった。しかし、どの章も論稿としての構成はけっこう強引で、理論的な話かと思いきや後半は事例で無理やりつじつまを合わせるような形。その上でやはり第6章にあるハーヴェイのスタンス「階層的視点なき都市コモンズ論は無意味である」に尽きると思うが、コモンズという言葉自体がこの指摘をはぐらかすような融通無碍な議論の展開に巻き込まれやすく、この点ジェントリフィケーションに似ている。

  • ひつまぶし

    「日本計画行政学会のコモンズ研究専門部会の6年に及ぶ議論の蓄積」らしい。パークマネジメントやまちづくりと並んでコモンズも、中身のないまま政治的な思惑を形にするために便利に使われているキーワードの一つであることを分かりやすく示している。「新コモンズ論」という言葉は何の成果を上げているのか分からない実践例を装飾するための造語だ。ただし、ハーヴェイに依拠しつつ、政策的なテコ入れとして推進されるまちづくりを批判的に検討した第6章は良かった。他の章はこの章を読ませるための偽装であり、戦略だったというならすごいけど。

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