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ISBN 10 : 4766422899
Content Description
これまでの戦後国際政治史における「アメリカ中心の視点」を相対化し、冷戦期の分断国家の誕生、脱植民地化以降のアジア・ヨーロッパ諸国の水平的な関係への移行、そして多極化・地域統合から地域間関係への萌芽という変化を読み解く試み。
目次 : 戦後国際政治史の新しい視角/ 第1部 冷戦・分断・脱植民地化(西側同盟のグローバル化―ヨーロッパ冷戦からアジア冷戦へ/ フランスと東アジア、1945‐1951年―「第二次世界大戦の論理」と「冷戦の論理」のはざまで/ イギリスと東アジア、1945‐1948年―英中友好通商航海条約交渉を中心に)/ 第2部 戦後アジアにおけるイギリス(コモンウェルスの絆―マクミラン首相のアジア歴訪、1958年/ 帝国の終焉と同盟の解体―イギリスの脱植民地化政策とSEATO/ イギリスの核不拡散政策とインド、1964‐1968年)/ 第3部 東西ドイツとアジア(「一つの中国」と東西ドイツ―中国と西ドイツの国交正常化/ 東西ドイツ関係と日本―1966‐1981年/ 似て非なる関係―南北朝鮮、東方政策、EC諸国、1969‐1975年)/ 第4部 地域間関係の形成(地域間関係の制度化―ECのASEAN政策、1975‐1980年/ 冷戦と日欧政治・安全保障関係)
【著者紹介】
細谷雄一 : 慶應義塾大学法学部教授。1971年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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