Books

東海道綺譚 時代小説傑作選 ちくま文庫

細谷正充

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480440341
ISBN 10 : 4480440348
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

御江戸日本橋から品川宿、戸塚、箱根の関を越え、岡崎、四日市、京都まで。旅情と怪異を道連れに、道中どうかお気をつけて。豪華時代アンソロジー。

【著者紹介】
細谷正充 : 1963年埼玉県行田市生まれ。文芸評論家。編者として時代・歴史小説の文庫アンソロジーを多数編んでいる

菊地秀行 : 千葉県銚子市生まれ。外谷さん愛好家。1982年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。多数のヒットシリーズを生み出し、ノベルス界に超伝奇小説ブームを巻き起こす。また熱心なシネフィル(映画通)としても知られる

京極夏彦 : 1963年北海道生まれ。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。同作を含む〈百鬼夜行〉シリーズで人気を博す。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。その後も泉鏡花文学賞、山本周五郎賞、直木三十五賞、柴田錬三郎賞、吉川英治文学賞を受賞

澤田瞳子 : 1977年京都府生まれ。2010年に『孤鷹の天』でデビュー、同作で中山義秀文学賞、13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞、16年『若冲』で親鸞賞、20年『駆け入りの寺』で舟橋聖一文学賞、21年『星落ちて、なお』で直木三十五賞を受賞

永井紗耶子 : 1977年神奈川県出身。新聞記者・フリーライターを経て2010年「絡繰り心中」で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。20年『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で新田次郎文学賞・細谷正充賞・本屋が選ぶ時代小説大賞、23年『木挽町のあだ討ち』で山本周五郎賞・直木三十五賞を受賞

宮部みゆき : 1960年東京都生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。『火車』で山本周五郎賞、『理由』で直木三十五賞、『名もなき毒』で吉川英治文学賞、ほか多数の文学賞を受賞

山田風太郎 : 1922年兵庫県生まれ。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで忍法帖ブームを巻き起こす。『眼中の悪魔』及び『虚像淫楽』で探偵作家クラブ賞(現日本推理作家協会賞)短編賞受賞。97年菊池寛賞を受賞。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • nonpono

    東海道にまつわる六つの時代小説のアンソロジー。夏の暑い夜長にぴったりのちょっと怖いお話。圧巻だったのは、京極夏彦の「柳女」。人気の「巷説百物語」シリーズから。久しぶりに又市達が活躍する。北品川の宿場の柳屋の主人が柳の隣に建てられた祠を壊してから始まる家族の悲劇。柳の祟りなのか、そこにある真実とは。人の心の裏の裏が悲しくも残酷に描かれ、最後にほんとうに怖いものの正体が暴かれていく。そして久しぶりに読んだ宮部みゆき、直木賞の永井紗耶子、エッセイ以外に初めて読んだ山田風太郎の奇想天外さ、豪華な執筆陣が彩る一冊。

  • 優希

    御江戸日本橋から始まり、京都までの東海道中をたどる6編の物語。京極さんと宮部さん目当てで読みましたが怪奇譚の名手立たなと改めて思わされます。他の話も全部好みで、時代小説ならではの怪異の味を楽しみました。面白かったです。

  • おか

    怖かったのは「死神の松」澤田瞳子 こんな怖い話を書くかたでしたっけ?面白かったのは「江戸珍鬼絵草子」入江鳩斎作、菊地秀行訳 はい〜〜〜〜???ってはいり方でお〜〜そう来たか〜って感じ。「ばんば憑き」宮部みゆき やっぱり宮部さん人間に厳しいね(笑)京極さんの「柳女」と永井紗耶子さんの「精進池」山田風太郎さんの「ガリヴァー忍法島」も 面白うございました

  • ポチ

    京極さんと宮部さんは既読でしたが、改めて読んでもやっぱりいいですね。又市が懐かしかったなぁ。山田風太郎さんはらしさ全開で、面白く読みました。

  • ひさか

    2011年1月光文社文庫異形コレクション47江戸迷宮菊地秀行:江戸珍鬼草子、99年4月怪第伍号京極夏彦:柳女、問題小説09年6月号澤田瞳子:死神の松、19年11月アトリエサード刊妖ファンタスティカ2永井紗耶子:精進池、本の旅人11年3月号宮部みゆき:ばんば憑き、  問題小説69年12月号山田風太郎:ガリヴァー忍法記改題ガリヴァー忍法島、の東海道奇譚をテーマにした6つの短編を2025年5月ちくま文庫刊。菊池さんを先頭に持って来たことでとてもインパクトがあり楽しい。奇譚にふさわしい。他の綺譚も楽しめました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items