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朝日文庫時代小説アンソロジー「たびじ」 朝日文庫

細谷正充

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022651976
ISBN 10 : 4022651970
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸から明治へ、時代の変化と秘められた過去をたどる甲州道中(「椿寺まで」)、箱根の関所破りを警戒する番士の奮闘(「氷目付」)、異国の焼物を求めて江戸から長崎へ、片道ひと月半の旅(「長崎奉行」)など短編7編。「旅」をテーマに楽しく、心にしみる作品を厳選した傑作短編集。

【著者紹介】
細谷正充 : 1963年埼玉県生まれ。文芸評論家。時代小説の書評、解説を多数手掛ける

浅田次郎 : 1951年東京都生まれ。著書に『壬生義士伝』『お腹召しませ』『一路』など

池波正太郎 : 1923年東京生まれ。著書に「鬼平犯科帳」「剣客商売」シリーズなど。90年逝去

梶よう子 : 東京都生まれ。著書に、『ヨイ重』『広重ぶるう』『焼け野の雉』など

西條奈加 : 1964年北海道生まれ。著書に、『涅槃の雪』『まるまるの毬』『心淋し川』など

佐江衆一 : 1934年東京生まれ。著書に、『北の海明け』『江戸職人綺譚』など。2020年逝去

澤田瞳子 : 1977年京都府生まれ。著書に、『孤鷹の天』『若冲』『星落ちて、なお』など

沢見彰 : 1978年埼玉県生まれ。著書に、『はなたちばな亭恋空事』『狭間の子』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    細谷正充さん編の時代小説アンソロジー今回は【たびじ】7名の作家陣の中にはお初の作家作家さんが2名いたがどれも面白く読んだ。中でも好みは浅田次郎さん『椿寺まで』西條奈加さん『氷目付』が印象に残る。池波正太郎さん『かたきうち』は短編過ぎて(もっと読みたい)ラストは実際はこんなものかもしれないなんて思った。

  • タイ子

    旅をテーマに7人の作家によるアンソロジー。でもまあこの時代の人はよく歩くもんだ、駕籠しかない時代だから歩くしかないんだけど、この足腰の丈夫さはホントに尊敬。何日もかけながらの目的地だからこそ、そこに物語が生まれ、人生が見えて来るのだろう。浅田さんの作品は店の主人と丁稚の旅の中で丁稚がこれまで全く知らなかった自分の出自を主人が見せてくれるというこれぞ胸アツ浅田節。澤田さんの作品は既読だけど、再度読みたいと思わせてくれた。最後の高尾山参りは空想まじりの落語的なお犬さまの物語。さすがの作家さん揃いです。

  • けやき

    江戸から明治にかけての旅の時代小説のアンソロジー。浅田次郎「椿寺まで」、池波正太郎「かたきうち」、梶よう子「長崎奉行」、西條奈加「氷目付」、佐江衆一「峠の伊之吉」、澤田瞳子「忠助の銭」、澤見彰「高尾参り」収録。浅田作品と池波作品は既読済みだが、どちらもよかった。股旅ものの「峠の伊之吉」も好きな作品だ。ベストは「長崎奉行」。連作短編もののようだったので、その作品も読んでみたくなった。

  • baba

    旅にまつわるアンソロジー。1作目の浅田次郎氏は既読であっても引き込まれ、胸に迫り、涙する。初めから引き込まれる旅の数々。

  • ひさか

    7編の道中ものアンソロジーを2025年6月朝日時代小説文庫刊。皆、良い。澤見さんははじめてで、面くらってしまった。ファンタジーなんだ。澤田さんの話は本編を読み直したくなりました。

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