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Light and Darkness -Works for Saxophone : Masanori Oishi

Hosokawa, Toshio (1955-)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
0022040KAI
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


日本語解説付き!
大石将紀が吹く細川俊夫のサクソフォン作品集!


ドイツで尹伊桑、ブライアン・ファーニホウとクラウス・フーバーに作曲法を師事し、日本の伝統的な文化や音楽、それらの美的・精神的基盤に基づいた作品を生み、新作発表の度に大きな話題を呼ぶ現代の日本を代表する作曲家、細川俊夫。これまでも「Kairos」レーベルから様々な作品集がリリースされてきた細川俊夫によるサクソフォンのための作品集を、ソリストや東京現音計画のメンバーなどとして幅広く活躍し、細川俊夫が「最も信頼し、尊敬する音楽家」と語るサクソフォニスト、大石将紀がレコーディングしました。
 宮田まゆみ、イルゼ・エーレンス、吉野直子、大宅さおり、葛西友子という共演メンバーの充実ぶりにも注目。細川俊夫自身による日本語解説付きです。

「大石将紀は、私が最も信頼し、尊敬する音楽家である。完璧なテクニックを持ち、驚くほど豊かな音楽性に恵まれたこの音楽家は、フランスの古典音楽から現代の最先端の音楽に至るまで、スコアを知的に精密に読み取り、どんな微妙なニュアンスも逃すことなく、その音楽の本質を捉え、繊細に優雅に、そして力強く演奏していく。サクソフォンという楽器は、大石将紀の存在によって新しい「いのち」を与えられている。」〜細川俊夫(輸入元情報)

【収録情報】
細川俊夫:
● 独奏ソプラノ・サクソフォンのための『3つのエッセイ』(2016/2019)
● 笙とサクソフォン(ソプラノとテナー)のための『明暗』(2020/2021)
● ソプラノとアルト・サクソフォンのための『3つの愛のうた』(2006)
● ソプラノ・サクソフォンとハープのための『弧のうた』(1999/2015)
● テナー・サクソフォン、ピアノ、打楽器のための『ヴァーティカル・タイム・スタディ』II(1993/1994)

 大石将紀
(ソプラノ、テナー、アルト・サクソフォン)
 宮田まゆみ(笙)
 イルゼ・エーレンス(ソプラノ)
 吉野直子(ハープ)
 大宅さおり(ピアノ)
 葛西友子(パーカッション)

 録音時期:2021年9月10日、2022年9月8日、2023年9月8日
 録音場所:福井県、越前市文化センター(武生国際音楽祭)
 録音方式:ステレオ(デジタル)

 日本語解説付き(解説:細川俊夫)

Customer Reviews

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「息」を使う2種の楽器が織り成す静謐。聴...

投稿日:2025/02/15 (土)

「息」を使う2種の楽器が織り成す静謐。聴く前は「サクソフォンと笙? これって合わせられるの?」と思っていた。実際に聴いてみるとなかなかの取り合わせ。時間や空間に対し垂直に楔を打つような強さを持つサクソフォンと、水平に時間や空間を揺蕩う笙の柔らかさの組み合わせが面白いと私は感じた。   息を使うが音の印象はほぼ反対(製作された歴史を考えても千年以上の時間差や異なる文化背景がある)の楽器だが、だからこそお互いが聴きあうことで渾然一体とした音楽になるし、両極のモチーフや思想、見立てを際立たせ且つ融合・調和させる効果も出てくるのかもしれない。   タイトルからも判る通りサクソフォン作品集としてサクソフォンの様々な側面を多彩な奏法で探求し表現の幅を楽しむことができた。サクソフォンならではの音の強さは、その強さと雄弁さがあるからこそ鳴った後の静けさや沈黙をよりくっきりと照らし出す。そこに細川の表現の志向を感じる。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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