挑戦する人か、文句を言う人か

目次 : 第１章　改革１　奈良医大を全国区へ　早稲田大学との連携協定で教育・研究を強化（相互補完が生む新たな大学像/ 奈良医大のブランディングに力を注ぐ　ほか）/ 第２章　改革２　優秀な学生を集める　入試改革で偏差値を東大理３に次ぐレベルに（発想の背景にある入試制度の変遷/ 東大・京大落ちを狙え　ほか）/ 第３章　改革３　挑戦する人材を育成　教育改革で豊かな研究力と起業家精神を育む（県外出身者が奈良に残る/ 世界の研究現場で磨かれる力　ほか）/ 第４章　改革４　公正な教授人事へ　教授選挙の廃止と選考方法の透明化で信頼を獲得（教授選挙の仕組みと問題点/ 改革に踏み切る　ほか）/ 第５章　改革５　医療の未来を共創する　１５４社との産学連携を結実させ、社会に還元（ＭＢＴ着想の経緯/ 「ひとも元気に、まちも元気に」プロジェクト　ほか）

【著者紹介】
細井裕司 : 奈良県立医科大学理事長・学長。大阪府生まれ。１９７５年奈良県立医科大学卒業。９２年近畿大学医学部助教授を経て、９９年奈良県立医科大学耳鼻咽喉・頭頚部外科学講座教授。２００５年奈良県立医科大学附属病院　副院長　兼務のあと、２０１４年から現職。専門は、聴覚医学、耳科手術（新手術法の開発と実践）。業績として、超音波聴覚（Ｌａｎｃｅｔなど１８論文）、軟骨伝導の発見（２８論文）、住居医学・ＭＢＴ（Ｍｅｄｉｃｉｎｅ‐Ｂａｓｅｄ　Ｔｏｗｎ、医学を基礎とするまちづくり）の創設なとがある。一般社団法人ＭＢＴコンソーシアム理事長、奈良県医療審議会会長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）