悪童たち 上 ハヤカワ・ミステリ文庫

紫金陳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151846519
ISBN 10 : 4151846514
フォーマット
出版社
発行年月
2021年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;16

内容詳細

優等生の中学二年生、朱朝陽のもとに、孤児院から脱走してきた昔馴染みの少年丁浩とその“妹分”の普普が訪ねてくる。行く当てのない二人をかくまうことになり、当初は怯えていた朝陽だったが、しだいに心を開いていく。山に遊びに行ったあと、カメラで撮影した動画を見返していたとき、彼らはそこに信じがたい光景が映り込んでいたことに気づく。人が崖から突き落とされる場面が…衝撃の展開に息をのむ華文サスペンス。

【著者紹介】
紫金陳 : 中国の作家。1986年、淅江省寧波市生まれ。淅江大学治水工学科卒。大学在学中からインターネットで小説を発表する。2012年発表の『知能犯之罠』から始まる“官僚謀殺”シリーズで人気を博した

稲村文吾 : 早稲田大学政治経済学部卒、中国語文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    チャイニーズ・ノワールの傑作、中国の東野圭吾と言うことで興味を持ち、読みました。紫金陳、初読です。上巻は、面白く快調に飛ばし、一気読みでした。続いて下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。 https://www.hayakawabooks.com/n/n571ae91f6c5c

  • こーた さん

    事故に見せかけた殺人。それは入念に計画され、完全犯罪となるはずだった。偶然近くにいた少年たちのカメラに、その瞬間が映りこんでさえいなければ。とある事情から、子どもたちは通報ではなく、強請りの道を選択する。裡で起こるもう一つの事件、そしてさらなる殺人が…。運びはやや強引で、はじめのうちは慣れない読みにくさもあるが、そんなことはやがて気にならなくなり、緊張感のある駆け引きに、グイグイ惹きこまれる。つか中国、烈しいな。。殺人犯も少年も、やがて登場する探偵役も、いずれも数学者なのが良い。さてさて下巻はどうなる。

  • かんやん さん

    猟奇殺人犯を刑事もしくは探偵が、残された手がかりから推理するというような、ありがちな内容ではない。サイコパスが事故に見せかけて義理の両親を殺害する様子が、たまたまカメラに映っていて、事情のある三人の子供が犯人を強請るという話。それぞれの思惑、駆け引きに思いがけない偶然が絡んで、意外な展開を見せてゆく。いや、目が離せません。ミステリ(謎)のないサスペンス。悪童たちが本当に生き生きとしている。ドラマが大ヒットして、日本でも映画化され来年公開される。てか、それで知りました。

  • 本木英朗 さん

    中国の現代ミステリ作家のひとりである、紫金陳の作品のひとつである。優等生の中学二年生、朱朝陽のもとに、孤児院から脱走してきた昔馴染みの少年丁浩とその妹分の普普が訪ねてくる。行く手当のない二人をかくまうことになり、当初は怯えていた朝陽だったが、しだいに心を開いていく。山に遊びに行った後、カメラで撮影した動画を見返していた時、彼らはそこに信じがたい光景が映り込んでいたことに気づく。人が崖から突き落とされる場面が……という上巻である。うーん、朝陽も実は姉妹を殺してしまったのだよねえ。(→)

  • kumako さん

    翻訳本は読みづらい部分が多くて、その上に登場人物の名前を覚えにくいので苦手です。しかし本作はそのような点が全く無く、スラスラと読めました。読む手が止まらないとはこの事かと大興奮しました。社会派ミステリーで主人公が子供、そして読みやすい。宮部みゆきさんっぽいなと思いました。上巻の感想を書く前に下巻まで読み終わってしまったので感想は下巻の方にて。

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紫金陳

中国の作家。1986年、浙江省寧波市生まれ。浙江大学治水工学科卒。大学在学中からインターネットで小説を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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