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源氏物語

Shikibu Murasaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062852548
ISBN 10 : 4062852543
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

主人公は天皇の子として生まれた、美しく聡明な光源氏。恋する気持ちの楽しさ、苦しさ、切なさと人間関係を描いた古典の名作「源氏物語」。長い物語を小・中学生向けに読みやすくまとめた、入門編にぴったりの1冊。

【著者紹介】
紫式部 : 生没年不詳。漢詩人で歌人の藤原為時のむすめ。幼いころから文才をあらわす。結婚し一女をもうけてから夫と死別し、一条天皇の中宮彰子の女房のひとりとなり宮中へあがる。世界最初の長編小説『源氏物語』はその数年前から書き始められていた

高木卓訳 : 1907年東京生まれ。ドイツ文学者。作家。1974年没

睦月ムンク : 1984年生まれ。イラストレーター、マンガ家。ライトノベルを中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヒラP@ehon.gohon

    児童書として簡略化された「源氏物語」ですが、やはり人間関係の複雑さと、心理の絡み合いに振り回されてしまいました。

  • 双海(ふたみ)

    訳者は明治40年生まれ。抄訳ながら、和歌も原文と口語訳が併記されている。今回は、源氏が須磨へ下る際に紫の上が詠んだ歌が心に残った。「惜しからぬ命に代へて目の前の別れをしばしとどめてしかな」惜しくないこの命にかえても、今さしせまったお別れを、しばらく引き留めとうございます。夫の身を案じるいじらしい若妻。紫の上に感情移入するとやるせない気持ちになる。源氏が明石で他の女性と関係を持つなんて。なんというか…幼女の時から育ててきたのだから、紫の上だけは悲しませてはいけないと思うんだ。

  • ころも

    私にとって、おそらく初めて読む源氏物語。わかりやすくなっているだろうということで、まずは青い鳥文庫様のお世話になってみた。感想を一言でいえば、「おおう、タブーの匂いがぷんぷんするぜ」。きっと、紫式部もあえてそこを狙っていったのだろう。人はそれぞれが持つカルマに悩み、しかしまた、それがあるからこそ人生が豊かになるということもあるのかもしれない。いずれは大人向けの詳細なバージョンにも着手してみたいと思う。

  • くまこ

    睦月ムンクさんのイラストが素晴らしかった。例えば、六条の御息所が生き霊となった自分を呪うシーンは、オカルト色が強烈で、源氏物語は怖い話だと刷り込まれる小学生も出るのではないかと心配になるほど。また、紫の上が亡くなった場面では、皺や白髪なども細かく描かれ、源氏の老いと悲哀が見事に表現されている。専門用語として間違っているかもしれないが、スクリーンのぼかし方が印象的だった。

  • krb6218riisa

    平安時代に紫式部がかいた物語で、興味があったから読んだ。感動するところもあるし、面白いところもあるし、素敵なお話だった。平安時代だから、少し難しい言葉もあるけれど、それも面白いところでいいと思った。平安時代の貴族の暮らしなどが描かれていて、勉強になった。当時の暮らしや人間関係などが今と違っていた。

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