プラトン哲学への旅 エロースとは何者か NHK出版新書

納富信留

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140886021
ISBN 10 : 4140886021
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
237p;18

内容詳細

本書は、哲学者プラトンの代表作で、古代ギリシア語の散文作品として名高い『饗宴』のなかに、語り手の「私」(「現代からの客人」)が列席し、ソクラテスら演説者たちと「愛(エロース)」をテーマに競演する、類を見ない教養新書である。「哲学(フィロソフィア)」という言葉は「知(ソフィア)」を「愛し求める(フィレイン)」という意味の合成語。哲学=愛であることが、いま明かされる。

目次 : 第1話 誘う―アカデメイアに立つ(一つの旅/ 古代ギリシア/ アカデメイアの杜/ 学園訪問/ パピルス巻物)/ 第2話 競う―恋愛とはどんなものか(朗読会/ 声の連鎖/ 祝勝宴会/ アリストデモスの誘い/ ソクラテス登場/ 愛をめぐる言論/ 聖なるエロースと世俗のエロース/ 宇宙的エロース)/ 第3話 求める―欲望は満たされるか(半分になった人間/ 主役の演説/ ソクラテスの問答/ エロースは神ではない/ 欲望としての愛/ 私たちは何者か?)/ 第4話 出会う―美のイデアを目指して(美の中で出産する/ 愛の導き/ 美の上昇/ イデアと出会う/ 洞窟の中で)/ 第5話 乱れる―愛することが哲学だ(アルキビアデス乱入/ ソクラテス礼賛/ かけがえのない愛/ 饗宴の幕引き)

【著者紹介】
納富信留 : 1965年東京都生まれ。東京大学大学院教授。東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。ケンブリッジ大学大学院古典学部博士号取得。慶應義塾大学教授を経て、現職。専門は西洋古代哲学。2007〜10年国際プラトン学会会長。『ソフィストとは誰か?』でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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