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戦後創成期ミステリ日記

紀田順一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784879842428
ISBN 10 : 4879842427
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2006
Japan

Content Description

少年時代からミステリを愛してきた著者が、商業ジャーナリズムに登場する以前、慶應大学推理小説同好会や「密室」などの同人誌に執筆した書評、評論、時評などを収録。戦後ミステリの貴重な創成期クロニクル。

【著者紹介】
紀田順一郎 : 評論家、作家。1935年、横浜市に生まれる。慶應義塾大学経済学部卒業。書物論、情報論、近代史などを専門として評論活動を行うほか、創作も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kokada_jnet

    紀田先生が20代で「推小の鬼」だったころに、筆名でファンジンに寄稿した、毒舌評論・レビュー集。当然ながら、批評眼はさすがで、『ナイン・テイラーズ』や『長いお別れ』に対する酷評など、今読んでも「そのとおり」という感じ。巻末にある、「古典SFと比較した、現代SFの限定性」を論じた、シニカルなSF論も読み応えあり。しかし、この論文を発表した同1963年に、紀田先生は「SFマガジン同好会」創設に動く。こういうSFに距離を置いていた人が、なぜにSFファンクラブを作ったのか不思議。

  • ★1/2

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