Iの悲劇

米澤穂信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163910963
ISBN 10 : 4163910964
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
343p;20

内容詳細

一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。


山あいの小さな集落、簑石。
六年前に滅びたこの場所に人を呼び戻すため、
Iターン支援プロジェクトが実施されることになった。

業務にあたるのは簑石地区を擁する、南はかま市「甦り課」の三人。

人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香(かんざん・ゆか)。
出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和(まんがんじ・くにかず)。
とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣(にしの・ひでつぐ)。

彼らが向き合うことになったのは、
一癖ある「移住者」たちと、彼らの間で次々と発生する「謎」だった--。

徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!
そして静かに待ち受ける「衝撃」。

『満願』『王とサーカス』で
史上初の二年連続ミステリランキング三冠を達成した
最注目の著者による、ミステリ悲喜劇!

【著者紹介】
米沢穂信 : 1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞、14年には『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 修一郎 さん

    山深い蓑石集落は米澤さんの故郷飛騨高山のイメージで読んでいった。描かれるのは,山あいの限界集落ならではのトラブルばかり。稚鯉の養殖やキノコイベント,古い民家での迷子にご近所迷惑トラブル,救急車/消防車。不便な生活は覚悟の上で移住した人たちばかりだし,ライフライン整備を徹底支援したら,いいコミュニティが出来上がったかもしれない。コンパクトシティ構想が主流の御時世では,こんなプロジェクトは現実味がないかもしれないけど… 転地療法の速人君,残念だったね。懲りずに住み続けたらよかったのに。。

  • bunmei さん

    穏やかな山村を舞台に、いつもの米澤ミステリーの要素はやや控えめの連作。過疎化の村にIターン族の誘致を始めた南はかま市。甦り課と称した課で村の活性化に奮闘する市役所職員とIターン族との話。山村生活に憧れを抱いて移住してきた人々。しかし、そこに思いもよらない問題や事件が次から次へと勃発。それらの解決に当たるのが甦り課職員の誠実な万願寺、ずぼらな観山、仕事は部下任せの西野課長の3人。この凸凹トリオとIターン族とのやりとりの中で、最後は米澤さんらしいまとめ方。全体の奉仕者としての公務員の悲哀も感じました。

  • ジンベエ親分 さん

    限界集落を蘇らせるプロジェクトを推進する市役所職員の目線で語られる連作短編集。謎が解決される度にせっかく移住してきた住人が去っていき…。川崎草志の「崖っぷち町役場」シリーズや天祢涼の「謎解き広報課」等々、このテーマを孕んだ話は興味深く面白い。だがしかし、米澤穂信が書くとこうなるのか…読後、しばし呆然としてしまった。決してイヤミスというわけではない。しかしこの後を引く答えの出ない苦さは、やはりこの作者の真骨頂か。「静かに待ち受ける衝撃」という帯の宣伝句は良い仕事してる。でも小市民シリーズの続きも書いてよ。

  • タイ子 さん

    現代も社会問題になっている限界集落の話。過疎の村に住民が居なくなり、ここに新たに住民を呼び込もうと市のプロジェクトが立ち上がる。総勢3名の。お役所仕事にやる気なしの課長、新人女性、そして一人奮闘する万願寺さん。応募してきた新たな住民たちに喜びもつかの間、トラブル続出。休日返上の万願寺さん疲れるわ。トラブルの一つ一つがミステリめいてて面白い。どうなるの?この村、このプロジェクト。最終章で全てが明らかになる真実に驚くやら、呆れるやら。でも、これが現実の社会なのかなぁとため息、そして面白く読了。

  • cinos さん

    廃村を復活させるIターン計画。次々起こるトラブルがあの手この手で面白いです。終章が秀逸。さすがです。

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