なぜ、あの人との会話は噛み合わないのか

米澤創一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784833440776
ISBN 10 : 4833440776
フォーマット
出版社
発行年月
2025年04月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

読み解くカギは、「具体」と「抽象」。
「頭のいい人」ほど気づけない、
"噛み合わなさ"の正体と解消法! 

聞いていることにきちんと答えない。
具体的な策を決めたいときに問題提起ばかり。
主題とは別の感情的な意見が飛んでくる。

そんな「噛み合わない会話」はどうして起こってしまうのか。そして、どうすれば改善できるのか。
本書では、この原因や対策を詳しく明らかにしていきます。

会話の噛み合わない困った"あの人"に直面すると、つい「性格に難あり」「やる気がない」などと決めつけてしまいがちですが、じつは“思考のスタイル”が違うだけ。
具体性を重視するタイプなのか、抽象的に物事を捉えるタイプなのか。
その認識のギャップを解消できれば、コミュニケーションは劇的に改善します。

著者は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科で学生満足度97%の大人気講義を受け持ち、コンサルタント時代には数々のプロジェクトを成功に導いてきた米澤創一氏。

絡まったコミュニケーションの糸を解きほぐし、そのまま編み上げて思考力まで高められる一冊です。

【著者紹介】
米澤創一 : 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)特別招聘教授。京都大学経済学部卒業後、アクセンチュア株式会社に入社。日本におけるプロジェクトマネジメントグループ統括、SAPプラットフォーム統括、新人教育責任者、品質保証責任者、グローバルSAP組織における教育責任者などを歴任。2008年のSDM研究科設立時から教鞭をとる。大学院教員のほか、講演・セミナー活動、プロジェクトマネジメントのコンサルティングなどに従事。一部上場企業での研修実績も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sakko さん

    想像していた内容ではなく、若干論理的すぎかな…と思いましたがとりあえず最後まで読んでみました。"話の詳細"を捉える具体的な視点と、"話の目的・全体"を捉える抽象的な視点。この両方の能力をバランスよく高めて、その場・その時に応じた対応が出来る様になりたいですね。私の利き思考は「具体」だったので、隔たりがない様に「抽象」の視点を意識していきたいと思いました。結局のところ、最後に大切になるのは自分で考える力なのだなとも感じました。考える事をやめず、常に疑問を持って物事に取り組む様にしていきたい。

  • Go Extreme さん

    具体的知識と抽象化能力のバランス 本質を見抜く力と行動計画力 知っていると理解しているの差 パターン認識力の本質 適用判断力の重要性 システム思考の活用 フィードバックループ 解像度と視野の掛け算 多角的情報収集の習慣 ズームイン・ズームアウト 立ち位置変更による視点拡大 時間軸の変化による考察 表面的類似性のワナ 経験則依存のリスク 確証バイアスへの警戒 信念固執による判断ミス 文脈把握の重要性 非言語情報の読み取り 観察技術の鍛錬 構造分析の習慣 思考の利き手意識 反例探索の価値 理論と実践の架け橋

  • かつばやし さん

    ・会話が嚙み合わないのは各人の具体、抽象のレベルと、その組み合わせによる思考スタイルの違いを意識していないことから生じる。 ・具体的知識とは対象についての具体的な知識や情報。抽象化能力とは具体的な事象や経験から共通点や本質的な特徴を見出し、より一般的な概念や原理として理解し、表現する能力。具体的知識と抽象化能力は相互補完関係にあり、どちらが欠けても十分な思考力が発揮できない。具体と抽象は二項対立ではなく、バランスが重要。両者のバランスにより、話のわかる専門家や、現場もわかる理論家、といった人物像になる。

  • shun11suke さん

    具体と抽象のバランスの話。 表題とは少しイメージが違った。

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米澤創一

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)特別招聘教授。京都大学経済学部卒業後、アクセンチュア株式会社に入社。日本におけるプロジェクトマネジメントグループ統括、SAPプラットフォーム統括、新人教育責任者、品質保証責任者、グローバルSAP組織における教育責任者などを歴任。2

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