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猫戯らし 小烏神社奇譚 幻冬舎時代小説文庫

篠綾子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344432017
ISBN 10 : 4344432010
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan

Content Description

本草学者の泰山が、木天蓼を抱えて竜晴を訪れる。天日干ししたいが、家に猫がいるため小烏神社の縁側を借りたいという。快諾した竜晴だったが、その匂いに誘われるかのように、猫にまつわる相談事が舞い込む。かつて猫を斬った名刀を検めて欲しいというのだ。さらに江戸の墓を荒らしているものがいるとの噂が耳に入り…。人気シリーズ第五弾。

【著者紹介】
篠綾子 : 埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。第四回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』でデビュー。短篇「虚空の花」で第十二回九州さが大衆文学賞佳作受賞。主な著作に第一回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞した『青山に在り』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真理そら

    猫が登場したので小烏神社の妖仲間に加わるかと思ったけど…。『春の夜の夢の如く』で篠ファンになった身としてはこのシリーズが平家の物語と並行して進んで行くのが嬉しい。

  • ちゃいろ子

    猫です!表紙からして猫!!とテンションあがり。 猫三昧な1冊でした。 篠さんの小説には和歌がふんだんに使われている。何かを話していて、それに関連する和歌をすっと口ずさめるって憧れ、、素敵だ。 和歌だけではなく、歴史や謂れをすっと語れる人も憧れ。 竜晴もそんな人。 そして、強い。淡々と強い。かっこいい。 付喪神のおいち←猫、も可愛いが、私は泰山先生にご飯を貰っている12匹の猫たちが心に残っている。十二支からつけられた名を持つ 仁義と心意気ある愛すべき野良猫たち、、、忘れない。

  • 月夜

    シリーズ5。長編疲れの合間にサクッと読了。子猫「おいち」の可愛さににんまり。神社内もしだいに賑やかに。妖「火車」登場。一言は妄執祓い。小烏丸の記憶…呼び覚ますきっかけは?

  • ころみ

    うまれたての付喪神、おいっちゃんのお話。おいちのかわゆさにメロメロになる登場人物と私。 おいちのご主人様になるのが意外な人物だった。所有者=主人だと思っていたわ。 伊勢様が戦う場面にアサマくんが駆けつけてこなかったのが不満w

  • きよみオレンジ

    猫のおいち(付喪神)可愛すぎる。あの話し方のままでいて欲しかった。猫達が火車に食べられてしまい、無念だ・・じゃねーよと思ってしまった。「神は妄執を嫌う」そうだ。神様嫌いな事が多い。

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