くさまくら 万葉集歌解き譚 小学館時代小説文庫

篠綾子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094070200
ISBN 10 : 4094070206
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
追加情報
:
304p;15

内容詳細

万葉集ゆかりの地、伊香保温泉への旅は、しづ子と母親の八重、手代の庄助に小僧の助松、それに女中のおせいの総勢五人。護衛役は陰陽師の末裔・葛木多陽人だ。無事到着した一行だったが、多陽人が別行動を願い出た。道中でなにか気になったものがあるらしい。しかし、約束の日時が過ぎても戻ってくる気配がない。八重の命で捜索に向かった庄助と助松の胸に、国境の藤ノ木の渡しの流れで目にした人形祓いが重くのしかかる。この烏川の上流になにかあるにちがいない。勇を鼓して川を遡り始めた二人が霞の中に見たものは―。「万葉集歌解き譚」シリーズ最新刊。

【著者紹介】
篠綾子 : 埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。主な作品に『青山に在り』(第一回日本歴史時代作家協会賞作品賞)、シリーズに「更紗屋おりん雛形帖」(第六回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真理そら さん

    助松、しづ子、多陽人(たびと)、おせい、庄助で万葉集ゆかりの地伊香保温泉への旅に出る。が、多陽人は途中で別行動をとってなかなか合流しない、探しに出た助松庄助は隠れ里に入り込んでしまう。旅、隠れ里、悪代官、薬草、万葉歌、幼い初恋と道具立ては楽しいのだが、つながりがややぎくしゃくとしている印象を受けた。万葉集と謎のつながり部分で大量の歌が登場するのが万葉集好き以外の人にはどうなのかなあと思うシリーズだ。

  • ごへいもち さん

    続きを読みたい。万葉集も読みたい

  • 一五 さん

    序盤 和歌の話ばかりで もうちょっと面白かったはずなのに…  伊香保への旅に出てからは、謎が出て、やっと面白くなり。小僧の助松 しっかりしてるな。

  • Norico さん

    なんと今回は伊香保へ旅行。葛木さまに護衛もお願いして贅沢だなぁ。

  • joyjoy さん

    シリーズ三作目。万葉集に加え、御伽草子(浦島太郎)の世界へ。「神に祈る」ではなく「神を祈る」という歌。「どうにかしてくれと神さまにお祈りするというより、神さまを自分の心にお招きし、常にその存在を感じながら祈願しつづけるという感じだ」。一字のちがいに助松とともに感心。 隠れ里の謎は解けたけれど、ゆりさんの「あの方」とは?など、新たな謎?が。。。

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篠綾子

第4回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』でデビュー。短編「虚空の花」で第12回九州さが大衆文学賞佳作入選。おもな著書に、『青山に在り』(新生第一回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞)、主なシリーズに「更紗屋おりん雛形帖」(第6回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞受賞)など多数(本デー

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