女給の社会史

篠原昌人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784829508701
ISBN 10 : 4829508701
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;19

内容詳細

明治・大正・昭和の時代、繁華街のカフェーを盛り上げた「女給」はどのように生まれ、どう拡がりそしてどうして消えていったのかさまざまなエピソードで綴る都市風俗史。時代の「尖端」をいく女給たちのたくましい生きざまを生き生きと描いたノンフィクション。

目次 : 第1部 女給出現と広がり(女ボーイ誕生/帝都名妓の給仕/ 青春のミルクホール/学生街のアイドル/ 女給の始まり/活動館の華/ 女工の転身/カフェー女給/ 女流作家の台頭/女給体験さまざま/ 小さなデモクラシー/女給同盟)/ 第2部 時代の尖端をいく女給(職業女給の確立/カフェー全盛/ 爛熟の陰翳/エロ・出銭・女給税/ 花開くガールの群れ/花の尖端職業/ 国際情報戦の陰で/スパイを支えた女給/ 非常時突入/国策とともに)/ 第3部 移り変わる女給と消滅(カフェーから社交喫茶へ/変化のなかの女給/ 女給からホステスへ、BGからOLへ/ 幻の女給/ パウリスタにて)

【著者紹介】
篠原昌人 : 1954年栃木県生、1976年学習院大学法学部卒。フジテレビジョン入社、コンプライアンス部長。現在、(公財)愛知県育英会評議員、(一社)日本伝統文化の会幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 古本虫がさまよう さん

    著者は1954年生まれ。学習院大学で師である加藤秀俊さんに学んだとのこと(その後フジテレビ入社)。恩師は「身の回りのものから意外な意味を探り出す名人」「例えば、ネクタイ、ハチマキ、駅弁、パチンコといったものから社会的意味を探り出す」学者だったとして、「先生に倣って、かって街角のカフェーを盛り上げたウェイトレス−女給を描いた」とのこと。「女中」同様「女給」は死語であると同時に、戦後しばらくしてから「差別語」扱いされてしまった。「女中」は「お手伝いさん」「家政婦」になり、「女給」は「ホステス」になっていった。

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