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臥竜は漠北に起つ 金椛国春秋 角川文庫

篠原悠希

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041096802
ISBN 10 : 4041096804
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan

Content Description

今いちばん続きが気になる大ヒット中華ファンタジー、激動の急展開!


祖国と大切な人々を守るために、何を為すべきか。
遊圭(ゆうけい)は朔露(さくろ)軍との戦いの前線に舞い戻り、極秘の人質奪還作戦を成功させ金椛(ジンファ)軍を勝利に導く。
しかし負傷のため敵地に残った玄月(げんげつ)は、そのまま消息を絶ってしまう。
生死すら確認できない玄月の行方を追って、遊圭はふたたび敵陣深く潜入することに。
一方、意外な人物との再会により敵の後宮に囚われた玄月は、ある悲壮な決意を固めていく。
傑作中華ファンタジー、怒濤の急展開!

【著者紹介】
篠原悠希 : 島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。深い知識に裏打ちされた世界観と、いきいきとした人物描写が特長の実力派(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すがはら

    玄月ぅ!小月も二人とも必ず幸せになってよね。心配だよ〜。陽元が赤子に強い関心を示してるのとか、一体どこへつながるのでしょうか。陽元め、いつもいつも何の悪気もなく玄月を窮地に立たせるんだから。遊圭と明々は一足先に祝言まで行けそうなのかな。どこまで話が広がって行くのか、着地点が見えたような遠ざかったような…。

  • はなりん

    玄月の問題はこの巻では解決せず、ますます危険な状況に。捨て身の感じから、生きて帰る決心をしてくれたので、必ず無事に帰って来ると信じてますが。遊圭もますます成長して行動力が半端ない感じになってきた!明々との祝言も見えて来たかなぁ。葵才人と玄月も幸せな結末になりますように!

  • よっち

    朔露軍との戦いの前線に舞い戻り、極秘の人質奪還作戦を成功させ金椛軍を勝利に導いた遊圭。しかし負傷のため敵地に残った玄月が消息を絶ってしまう第九弾。囚われの身となった玄月と罠にはまって子供を生むことになった蔡才人の苦悩、生死すら確認できない玄月の行方を追い再び敵陣深く潜入する遊圭。思わぬ人物との再会があった遊圭も、いろんなな意味で難しい立場に追い込まれてゆく玄月も、どうにも複雑な事情を抱えていますけど、束の間の邂逅を転機として今の苦境を乗り越え、再びやり合えるような関係に戻って彼女と添い遂げて欲しいですね。

  • りー

    玄月の受難は続く。打撲傷が治ったと思ったら足枷をつけられるし、脱出の決意をしたところで、今度は妊婦を庇って疲労骨折…遺憾ながら面白くなってきました。完全に遊圭とダブル主人公ですね。後宮女装ものという異色の作品として始まったけれど、巨大遊牧国家と中原の大国が対決するダイナミックな展開に目が離せません。遊圭が「玄月さんなら、後宮を丸め込んでうまく生き延びている」という想像が当たっているのと、今回はどう来る?→待ってました!の女装シーンに笑いました。先が楽しみなシリーズです。犬の温もりが恋しくなる。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「金椛国春秋」第九巻。遊圭のパートと玄月のそれと、交互に語られるので、両方の先行きが気になって一気読みでした。遊圭と明々よりも玄月と小月の方がもう胸に突き刺さる感じです。特に“花帯”のエピソードは泣けます。“雪に映える紅の寒梅と松柏、桃の花と果実、芍薬と柘榴、合歓の花の下には、白く小さな花を無数に集めて、傘のように広げる当帰。そして断腸花。” 目に浮かびます。いかにも中華世界をイメージする花々。断腸花(秋海棠)の逸話も素敵ですよね!

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